Googleビジネスプロフィールで投稿が拒否されたときの対処法
店舗を運営されている皆さん、こんにちは。
Googleビジネスプロフィールでは、情報発信できる様々な機能がありますが、中でもよく利用され効果も高い機能が「写真」と「投稿」です。
しかしこれらの機能、実はGoogleが厳しくガイドラインを定めており、稀に投稿してもGoogleから拒否されることがあります。
そこで今回は、どのような時に投稿が拒否されるのか、その原因と対処法についてご紹介したいと思います。
投稿が拒否される原因
Googleは投稿に関するコンテンツのポリシーを明確に定めており、しかもちょこちょこ更新しています。もし一度も見たことないよという方は下記リンクからたまに見に行かれる事をおすすめします。
例えば写真や動画のサイズやクオリティなどもその条件の一つです。
https://support.google.com/business/answer/10693375
また投稿コンテンツに関するポリシーも定めています。
https://support.google.com/business/answer/7213077?hl=ja
Googleは以下のようなコンテンツについてポリシー違反としています。
- 関連性のないコンテンツ・・・店舗に関係ない内容
- スパム・・・閲覧者に誤解を与えるような内容
- 不適切なコンテンツ・・・差別、誹謗中傷、暴力、性的な内容
- プライバシー・・・個人のプライバシー保護
- 禁止コンテンツ・・・アルコール、タバコ関連商品、ギャンブル、金融サービス、医薬品、未認可のサプリメント、健康機器、医療機器といった規制対象の商品やサービス
- テロ関連・・・暴力の助長など日本で考えると反社関連があたるかと
- 不実表示、誤解を招く文言・・・なりすましや虚偽、誤った内容など
GoogleはこういったコンテンツをAIなど自動で判別し、場合によって目視でも確認していると言われており、違反コンテンツは拒否して表示されないよう制御しています。
しかし、この中で難しいのが「禁止コンテンツ」ですよね。例えば健康機器や医療機器などについては、これらに該当する店舗やクリニックを運営されている方はどうすればいいの?と思われるかもしれません。
禁止コンテンツの写り込みはOK、焦点を当てるのはNG
禁止コンテンツにあたるような情報の投稿例としてGoogleは以下の内容を挙げています。
規制対象の商品が偶発的に写り込むことは許可されます。
引用:Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)ヘルプ
許可されるコンテンツ(偶発的な描写):レストランの動画で、ワインを楽しむ客が背景に写っている
許可されないコンテンツ:動画の全編を通してアルコール飲料に焦点が当てられている(動画のメインテーマがアルコール)
つまり、「それをメインで写すのはNGよ、たまたま写り込んでしまうのはOKよ」という事です。
上述しましたが、現在はAIの技術が発達し、これらのコンテンツを自動で判別し始めています。単純に掲載されないだけであれば良いですが、ポリシー違反が目に余る場合、ビジネス情報そのものにペナルティーが課せられビジネスが表示されにくくなったり、最悪の場合アカウントの停止や削除なども起こる恐れがあります。
また、GoogleはYMYL(Your Money or Your Life(あなたのお金や健康に関わる重要な情報))と呼ばれるジャンルのコンテンツについて、近年非常に厳しく制限し、検索アルゴリズムにも影響を及ぼしています。
こういったコンテンツはGoogleビジネスプロフィールにも影響していますので、Googleのガイドラインはたまに確認して見ることをおすすめします。
投稿が拒否されてしまった時の対処法
投稿が拒否されてしまった場合、上述しましたガイドラインなどに何らか抵触している可能性がありますので、まずはその辺りを探ってみてください。
もし投稿した内容に問題がありそうな場合は、その点を修正して再度投稿し直すことで拒否されずに投稿出来ることがあります。
それでも投稿が拒否され、ガイドラインの違反なども見当が付かない場合は、直接Googleに問い合わせると改善することがあります。
投稿のコンテンツ内容は主にAIによる判定と一般ユーザーからの報告が要因となっています。AIの技術がいくら高度になっていっても、微妙なニュアンスまでは捉えることができず、ガイドライン違反と判定されてしまうことがあります。
Googleに問い合わせをすると人間の目で見て確認をしてくれるので、問題ないと判断されれば拒否された投稿が復旧する場合があります。
Googleへの問い合わせは「Googleビジネスプロフィールマネージャ」のメニュー最下部にある「サポート」から行うことが出来ます。
どうしても改善しない場合は、直接問い合わせをしてみましょう。
詳しくはこちら
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