Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)最近のクチコミ事情
店舗を運営されている皆さん、こんにちは。
Googleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)は、店舗にとっては集客ツールの一つになりますし、ユーザーにとってはお店探しに使えるツールとなります。
なかでも両者にとって重要な機能の一つとして「クチコミ」が挙げられます。
クチコミは店舗の印象がユーザー目線で分かるという意味で非常に有用な情報となりますが、使い方を誤るとGoogleからとんでもないペナルティを受けてしまうことがあるので注意が必要です。
クチコミの自作自演は炎上のもと
以前こちらの記事でも投稿しましたが、全国展開している某学習塾でクチコミの自作自演、さらに競合他社へのネガティブなクチコミ工作を行っている一部の教室があり、SNSから着火しニュースサイトでも取り上げられるという大炎上に発展するということがありました。
その後Googleの調査が入り、該当店舗のクチコミが表示されなくなるなどの処置が入りました。現在はクチコミも表示されていますが、ユーザーからサクラレビューについての辛辣なクチコミが多数入っており、大きな影響が出ているものと思われます。
もし、これが自分の店舗で起こってしまったらと考えて頂くと、事の重大さがお分かり頂けるかと思います。
本ブログの読者の方はGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)も誠実に運用されていると思いますが、自作自演や競合他社への攻撃的な投稿などはされないようご注意下さい。
一般ユーザーも不誠実な場合はアカウント停止!?
まず下記画像を見て頂きたいのですが、Googlマップのとあるユーザーのプロフィール画像です。
内容を見て頂くとわかりますが、「Googleの規約に違反したため、クチコミが投稿できなくなり、二度と復帰できないと連絡があった」との内容です。
「文章修正もさせずにいきなり切られた」と書かれているので、本人も何か心当たりがあるのではないかと思いますが、ここで読み取れるのは、Googleはユーザーに対しても大きなペナルティを科すという事です。
一昨年(2019年)に食べログのクチコミ評価のルールが代わり、1日で大きく食べログ評価の点数が上下し、多くの飲食店の売上に影響がありました。これによって飲食店からはクレームの嵐になり、ユーザーの食べログ離れにも影響しました。
Googleはクチコミの公平性を重視しており、このバランスが崩れるとサービスとして成り立たなくなるということを認識しています。ですので、店舗でもユーザーでも、目に余る規約違反があるとペナルティを科し、今後さらに厳しくなることも考えられます。
クチコミの公平性はWeb業界全体の課題
EC大手のAmazonがやらせレビュー対策で一部店舗のアカウントを封鎖したというニュースは記憶に新しいですが、それによって売上1/45になったと続報がありました。
Amazonでのやらせレビューは、もはやユーザーにとっても当たり前となっていて、恐らくほとんどの方が「あ、このレビューやらせだなw」と分かるほどだと思いますが、この現状を解決しようとAmazonも動きだしました。
ユーザーのレビューは広告に変わる商品や店舗訴求のポイントの一つです。
今後、Web業界全体でレビューの正確性と信頼性の改善が進むと思われます。その間に店舗やユーザーへのペナルティも多く起こるのではないかと想像しますが、その後のWebクチコミの世界が素晴らしいものになると期待をしています。
詳しくはこちら
回答を残す