Googleビジネスプロフィールの集客に影響するクチコミ獲得方法
店舗を運営している皆さん、こんにちは。
Googleビジネスプロフィールで集客に影響する要素の一つとして「クチコミ」は非常に重要です。
もしクチコミの点数が低い、クチコミが全然入ってこない、という方は競合店舗に比べて相対的に集客効果が下がっている恐れがあります。
今回は、そんな集客に影響するクチコミと、その集め方をご紹介したいと思います。
まず↓こちらのGoogleマップのスクショをご覧頂きたいのですが、あなたがこのあたりで「歯医者さん」を探しているとして、この中から一番最初に見たくなる店舗はどこでしょうか?
人によって異なると思いますが、恐らく上2つのどちらかを選ばれたのではないかと思います。3つ目を最初に見るという方もいるかもしれませんが、少なくとも4つ目の「2.0」を最初に見るという方はほとんどいないのではないでしょうか。
店舗の業種や地域などの特性もありますが、一般的に評価が「3.5以下」と「3.6以上」でユーザーの心理的な境界線があると言われています。もし、評価が3.5以下の場合は、まず3.6以上になるようにクチコミを集めて行くことが必要です。
このようにクチコミはユーザーのお店探しに大きく影響しますが、まず最初に覚えておいて頂きたいのは店舗決定プロセス以前に、クチコミの点数や件数がGoogleの表示アルゴリズムに影響するという事です。
次に表示する2つのGoogleマップのスクショを見比べてみて下さい。
↓こちらのスクショは「神戸 歯医者」で最初の方に表示される店舗です。(※広告は飛ばしています)
そして↓こちらのスクショは同じく「神戸 歯医者」で80番目くらいに表示される店舗です。
見比べてみて頂くと分かるとおり、クチコミの点数が高かったり多い店舗は最初の方に表示されやすく、クチコミが無かったり少なく点数も低いというような店舗は、Googleのアルゴリズム上ユーザーに表示されにくくなり、つまり集客に繋がりません。
ですので、クチコミを集める「特に良いクチコミをたくさん集める」という事は非常に重要です。
そしてさらに重要なのは、ユーザーのクチコミの内容が検索のキーワードに影響するということです。
↓こちらのスクショは「神戸 歯医者 虫歯」と検索した結果です。
各店舗の下部に「人のアイコンと文章」が入っているのが分かると思いますが、これはユーザーのクチコミの一部が抜粋されています。
つまり、Googleは検索キーワードとクチコミの関連度を評価し検索結果として表示しているということが分かります。
こういった観点からみても、ユーザーのクチコミを集めることで、関連キーワードを増加させ、店舗の表示を増やしていく事ができます。
Googleビジネスプロフィールのクチコミを集める方法
店舗でGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)のクチコミを集める方法
さて、このようにGoogleビジネスプロフィールは顧客の店舗決定プロセスにも影響しますし、そもそもGoogleの表示アルゴリズムにも影響します。
では、どのように良いクチコミを集めていけば良いでしょうか。
まず何もせずに待つという方法がありますが、これはおすすめしません。何故かというと、人間は少し満足したくらいではクチコミを書こうという思いに至りませんが、少し嫌な事があると腹いせにクチコミを書きたいという思いに至るためです。
ですので、クチコミは積極的に集めていく事が集客につながるクチコミ集めの近道です。
テーブルやカウンターにGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)のクチコミ投稿画面に直接リンクするQRコード付きのカードやフライヤーを設置する
Googleマップのクチコミは「見るもの」であり「書くもの」ではないと思っている顧客がほとんどです。しかし、これは単純に気付きの問題でもあります。Googleマップにクチコミが簡単に書けるという「気付き」を与えることで顧客は興味を持ってクチコミを書いてくれます。
※クチコミへの直接リンクURLはGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)のオーナー管理画面のトップに「クチコミを増やす」という項目がありそこから取得できます。
スタッフによるクチコミの投稿を依頼するオペレーションを実施する
例えば全てのスタッフが注文時や配膳時など至るところでレビューの依頼をしていたら顧客は少し不快に思うかもしれません。顧客とのサービスが終わる間際、例えば支払いの際に店舗のカードと合わせてクチコミ投稿のリンクQRコードを印刷したカードを渡しながらクチコミを依頼することをおすすめします。これは「1」の施策と合わせて実施することが効果的です。また、クチコミ投稿の見返りにクーポン券などの特典を与えることは禁止されていますが、QRコードが記載されたカードの裏面がクーポン券になっていることは何ら問題ありません。少し工夫をしながらクチコミを直接依頼してみましょう。
メールアドレスやLINEなど顧客とコミュニケーションの取れる連絡先を取得し直接依頼する
顧客のメール会員化や簡易的なコミュニケーションツールとしてLINEで友達登録を促すなどして顧客とのリレーションシップを測りましょう。そしてコミュニケーションが取れる顧客には積極的にクチコミの投稿を依頼しましょう。しかしクチコミを書いて下さいというメールが毎週送られて来るのは不快に思われるかもしれません。新しいメニュー、クーポン、最新情報などの案内の中に定型文として、クチコミ投稿依頼とクチコミ投稿画面へのリンクURLを記載することをおすすめします。
大切な顧客はあなたのお店を必ず救ってくれます。
予約システムなどを活用する
予約システムは席やサービスを予約するためのものですが、予約にあたりメールアドレスや携帯電話番号を取得することが可能です。多くの予約システムには顧客から得た情報を簡易的なCRMとして活用できるものも多く、例えばメール配信を行ったり、携帯にショートメールを送る事ができます。例えば予約後、実際に来店してくれた顧客に対し、翌日に御礼の連絡と合わせてクチコミの依頼を送ってはどうでしょうか。これを自動化するだけでも多くのクチコミの獲得に繋がります。
いかがでしたでしょうか?
ぜひあなたのお店でも顧客から良いクチコミを集めて、集客に繋げていって下さい。
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