飲食店探しサービス、ついにGoogleが食べログ、ぐるなびを抜いてトップに
店舗を運営されている皆さん、こんにちは。
ついに、ついに・・・この時がやってきました!
8月16日、テレビやネットで大きく取り上げられ、飲食店業界関係者をざわつかせたニュース。
「飲食店検索Googleがトップに」
このニュース、飲食店向けの予約サービステーブルチェックが実施した調査で明らかになったもので、今後ユーザーにおけるグルメサイトの利用者は減少傾向になるだろうと言われています。
もちろんユーザーが減れば店舗におけるグルメサイト利用も減るわけで、グルメサイト一辺倒だった飲食業界のWeb集客の流れが大きく変わろうとしています。
なぜGoogleが飲食店探しで一番利用されるようになったのか
しかし、これまでグルメサイトが多く利用されてきたにも関わらず、なぜここにきてGoogleがトップになったのか、その点を考察してみたいと思います。
1,グルメサイトの情報信頼性の低下
近年、食べログをはじめとするグルメサイトの情報信頼度が下がってきていると言われています。ユーザーはこれらグルメサイトが「広告媒体」であることを認識し、自分にあった店舗が見つかるのではなく、お金を多くかけている店舗が見つかるという事を理解したためです。また、食べログでは突然店舗の評価点数が大きく変わるなど独自の評価アルゴリズムによって、ある意味食べログの考え方によってにその点数を変える事ができるということをユーザーが認識したことも、グルメサイトの利用者が減少したことの要因と言われています。
2,店舗側のグルメサイト離れ
これはコロナ禍に入った事が大きなきっかけになりましたが、実はその前から少しずつ起こっていました。まずはコロナ禍に入った事によって客数が急激に減少したことで店舗が販促に利用できる予算が減った事が挙げられます。その中で一番にコストダウンの矛先として向けられたのがグルメサイトでした。またその結果グルメサイトの利用有無による客数の変化があまり分からないというのも業態によっては明らかになったと言われています。それこそ大箱で宴会等の予約がメインの居酒屋はグルメサイトによる集客効果はありますが、小さな店舗でグルメサイトにお金を掛けても掛けなくても変わらないという結果が出たことで、グルメサイトに戻る店舗が少なかったという事も挙げられます。
また、コロナ以前より食べログについてはユーザー同様評価基準がブラックボックスで課金状況によって点数が左右されるなどといった噂(火のないところに煙は立ちませんが)もあり、飲食店の食べログ離れは起こり初めていたと言われています。
3,Googleの情報充実
Googleはスマホの位置情報を上手く利用し、本当にユーザーが探している店舗を見つけやすくする改善を常に進めてきました。それによって、広告としてお金を掛けている店舗が見つかるのではなく、自分にあうお店が見つかるGoogleの利用者が近年増加していました。また、その店舗情報の充実化はGoogle利用が急増した背景として挙げられます。特に口コミに関しては飲食店はもちろん、様々な業界で増加していて、店舗探し=Google(Googleマップ)は今後さらに加速していくことは間違いありません。
Google活用に課題も
しかし、店舗におけるGoogle活用には課題もあります。それは、効果が測りにくいという事です。
同じテーブルチェックの調査で効果の感じられるツールが何か調べたところGoogleよりもグルメサイトの方が効果を感じられると回答した店舗が多い事が分かりました。
顧客はGoogleを一番に利用するが、店舗はグルメサイトの方が効果を感じられると回答していることに、実は明確な「ずれ」が生じている事が分かります。
この点は、Googleの課題であるとも言えますし、またGoogle活用の余地が大きく残っているという伸びしろの部分でもあるとも言えます。
これからのWeb集客
今後間違いなくGoogleでお店探しをするという消費者が増加することは間違いありません。またそれとあわせて増加しているのがインスタグラムを中心としたSNSです。
それらに共通して言えるのは、「広告」ではなく「自分にあったお店探し」であると言えます。
店舗情報の充実と情報発信、この2つがWeb集客のキーワードになってきますので、ぜひ点を一つのポイントにWeb集客活動を進めてみて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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