GoogleビジネスプロフィールやSNSでのハッシュタグ利用方法と注意点
店舗を運営されている皆さん、こんにちは。
日々当たり前のように使われるようになったSNSですが、その中でハッシュタグという機能があります。
ハッシュタグは入れた方が良いという事をなんとなく知っていても、その具体的な効果や逆に利用しない方が良い事もある事をご存知でしょうか。
今日はそんなハッシュタグについて解説してきたいと思います。
ハッシュタグとは何か
ハッシュタグとは半角のナンバーマーク「#」とスペースを含まない文字列で構成される文章の事です。
よくシャープ「♯」と間違われる方もいますが、違う記号ですのでご注意ください。
さて、このハッシュタグですが、主要なSNSで利用するとハッシュタグがリンクのようになり、クリックやタップができるようになっています。これは、共通の話題でまとめたり検索語句として利用する事ができ、すぐにそのハッシュタグに関連した投稿を見る事ができる便利な機能です。
しかし、このハッシュタグ使い方を誤ると、逆に露出が減ってしまったり、スパムのように取られる場合もありますので注意が必要な機能だったりします。
Instagram(インスタ)のハッシュタグ機能
インスタには元々投稿の文章のフレーズ検索機能が無く、ハッシュタグを利用した検索のみとなっていました。それもあり、インスタグラムではハッシュタグは必須と言われていました。しかし、現在は投稿の文章も検索対象となっているため、ハッシュタグを入れなくても検索結果に出てくるようになったので、以前ほどハッシュタグは必須ではなくなったと言えます。
また、以前はハッシュタグが検索の全てだったことから、できる限りハッシュタグを入れる(最大30個まで可能)事が推奨されていましたが、今は適度な数で投稿や写真との関連性が重要であると言われています。
インスタグラムの公式でも5個以内が適正と発表しているそうですが、表示に関するアルゴリズムに対してはそこまで影響は無いとの情報もあります。
写真との関連性、文章の見やすさ、などから5個程度が良いかもしれません。
X(旧Twitter)のハッシュタグ機能
Xにもハッシュタグを追加する事が可能です。個数に上限はありませんが、有料のXプレミアムに加入していないと、1ポストあたりの文字数は280文字(全角だと140文字)と変わりませんので、その範囲内でハッシュタグを利用する事になります。
Xでは、特に共通の話題やテーマを投稿する機能としてハッシュタグが利用される事が多く、検索を意識したハッシュタグとして使われることはほとんどありません。
またXはリアルタイム性が高いSNSですので、ハッシュタグをリアルタイムな進行(例えばテレビなど)で使うことで、同じタイミングで共通の話題をシェアする事が可能です。
ただし、Xでのハッシュタグには注意点があります。それはハッシュタグ内に含まれる文章は、フレーズ検索の対象とならないという事です。
例えば #あいうえお というハッシュタグがあった場合、「いうえ」と検索してもハッシュタグ内に含まれているフレーズですが検索結果としては出てきません。
なので、自然なフレーズ検索の対象としたい場合はハッシュタグを使わない方が良いでしょう。
Googleビジネスプロフィールのハッシュタグ機能
Googleビジネスプロフィールには最新情報の投稿機能がありますが、この投稿には現時点でハッシュタグ機能は実装されていません。ハッシュタグを入れることは可能ですが、それがリンクにはならないため、クリックやタップができないという事を理解する必要があります。
では、Googleビジネスプロフィールでハッシュタグは不要なのかというと、工夫して利用する事が可能です。
最新情報の投稿の文章は、Googleマップなどでの検索結果に影響していると言われています。つまり投稿の文章にはMEO対策を意識したキーワードを含めるべきなのですが、自然な文章に含めにくいという事もあります。
その場合は、ハッシュタグの形で含めると、投稿文のなかにキーワードを含める事ができます。
ただし、Googleは不自然なキーワードの羅列をスパムと判断する事があり、投稿を拒否する事があります。ですので、Googleビジネスプロフィールの投稿にハッシュタグを入れる場合は、最大で5個以内にするようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したSNS以外にも、TikTokやFacebookなどでもハッシュタグは利用可能です。
SNSごとに利用のポイントや注意点の違いなどもありますので、きちんと理解した上で正しく活用して頂ければと思います。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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