LINE公式アカウント無料プランのメッセージ配信数が1000通→200通に

店舗を運営されている皆さん、こんにちは。

2ヶ月ほど前の話になりますが、LINE公式アカウントのプランに変更があったことをご存知でしょうか。

LINE公式アカウントは、企業や店舗が顧客の囲い込みやコミュニケーションに使えるツールとして、非常に有効なサービスですが、今年6月にプラン内容に変更があり、一部の利用企業や店舗にてこれまでと同じ使い方ができなくなっています。

今回は、具体的にどのようなプランの変更があったのかご紹介したいと思います。

無料プランのメッセージ配信数が1,000通から200通に減少

LINE公式アカウントは3つのプランに分かれています。

• 無料プラン・・・・・・・無料
• ライトプラン・・・・・・月額5,500円
• スタンダードプラン・・・月額16,500円

このなかで最も多く使われているプランはもちろん無料プランなのですが、これまで無料プランでは友達登録してくれたユーザーに対して月間1,000通のメッセージを配信することができました。

これは仮に100名の登録者がいる場合、10回メッセージを送信できるという計算になります。

しかし、6月のプラン変更後このメッセージ配信数が200通に減少したため、100名の登録者がいる場合2回しか配信できないということになってしまいました。

友達登録者が100名ならまだ良いですが、200名以上いる場合、全員に対して一度もメッセージを配信することはできないということになり、この無料プランにメッセージの追加配信ができる従量課金制度はないので、実質200名以下の友達登録まで利用できるプランになってしまったと言っても過言ではありません。

メッセージの追加配信ができるプランがスタンダードプラン以上に変更

それでは、その上のライトプランを利用することになりますが、ライトプランでは5,000通までメッセージを配信することができます。5,000通であれば小さな個人店舗であれば十分利用可能にはなりますが、6月以前までは同じライトプランの料金で15,000通まで配信できていた事を考えると、このプランを使っていた企業や店舗は、さらに上位のスタンダードプランへの変更を余儀なくされる恐れが高まります。

その可能性がより高まるのが、ライトプランにおける追加メッセージ配信の従量課金の有無です。

6月以前のライトプラン・・・1通5円で追加配信が可能だった
↓
現状のライトプラン・・・・追加配信は不可になった

このように、以前のライトプランでは元々15000通可能だったメッセージ配信に加えて、従量課金による追加配信が可能だったのですが、現状では追加配信は不可となり、5,000通以上の場合はスタンダードプランへの変更が必須になっているのです。

LINE公式アカウント有料プランの実質値上げ

今回の記事でご紹介してきたように、各プランの料金は変わっていませんが、その中身は全てダウングレードしています。つまり実質的な値上げが起こったということなのですが、LINE公式アカウントのヘビーユーザーになっていた企業や店舗では、ライトプランでは賄えないというところも多く出てきているのではないかと思います。

もしLINE公式アカウントの運用方法とプランが新しい料金プランではそのまま利用できない場合、プランのアップグレードを検討したり、他の顧客の囲い込みやコミュニケーション方法をご検討されてもいいかと思います。

なお、当社サービス「LocalBase」でもこれまでと同じようにLINE公式アカウントのメッセージ配信連携は行えますが、新プランの内容に沿ったメッセージ通数の中でご利用可能となっていますので、ご了承ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。