インスタグラムを活用してインバウンド集客する方法
店舗を運営されている皆さん、こんにちは。
前回はGoogleビジネスプロフィールを活用してインバウンド集客する方法をご紹介しましたが、今回はインスタグラムを活用してインバウンド集客する方法をご紹介します。
インスタグラムは世界中(中国を除く)で利用されているSNSで、X(旧Twitter)やFacebookよりも、日本国外への拡散がされやすいソーシャルメディアです。
インスタグラムをうまく活用する事で外国人観光客をより集客することが可能になりますのでぜひ参考にしてください。
外国人の目を引く投稿を意識する
インスタにアップする写真は、外国人観光客が喜ぶ「日本らしさ」を前面に出したビジュアルを意識してましょう。
たとえば、和食店であれば、食材の産地や料理の盛り付けの美しさを強調した品質の高い写真で、ライティングにこだわったり、季節感や日本文化を感じさせる小物を使ったりするのも有効です。
また、お店の外観や内装にも注目し、日本のデザインが感じられる空間を演出すると良いです。日本らしさを出しにくい場合は、小物などを写真の中に添えて、外国人観光客が気になるポイントを作るようにしてみましょう。
外国人に向けたハッシュタグの使用
ハッシュタグは投稿を見つけてもらうためのキーワードです。外国人観光客がよく検索する「#JapanTrip」「#TokyoLife(地域によって異なる)」などの一般的なタグのほかに、「#HiddenGem」や「#LocalFoods」のようなニッチなタグを組み合わせると、特定の興味を持つユーザーにリーチしやすくなります。
さらに、季節やイベントに関連するタグ(例:#SakuraSeason、#SummerFestival)を使うことで、時期に応じた観光客の関心を引きます。
どんなハッシュタグが良いか分からない場合、外国人を上手に集客している店舗をリサーチして見るのも良い手です。また実際に来店してくれた外国人観光客に聞いてみるのも良いかもしれません。外国人観光客は訪れた先でのコミュニケーションも楽しみの一つとしていますので、気軽に話しかけてみると喜んで教えてくれると思います。
インフルエンサーの活用
外国人向けにインスタ投稿キャンペーンなどを実施するのも良いかもしれません。
店舗での体験をインスタで投稿してくれたら、何か簡単なものをサービスするような取り組みです。
海外旅行が好きで世界中を旅している外国人の中には多くのフォロワーを持っているユーザーもいると思われますので、思わぬところでインフルエンサーがあなたの店舗を世界中に拡散してくれる可能性があります。
ンフルエンサーがリアルな体験を共有することで、信頼性と興味を引きます。
ストーリーズとリールの活用
ストーリーズは基本的に24時間で消える投稿なので、日々の出来事や限定メニューの紹介に最適です。
リールはエンターテインメント性の高い短いビデオコンテンツで、例えば店内でのライブパフォーマンス、料理の調理過程、客席からの眺めなどを捉えたものです。
視聴者が自分もその場にいたいと思うような疑似体験ができるコンテンツを心がけましょう。
事例の紹介
先日テレビを見ていたら、観光地ではありますが少し離れた川沿いに湯葉のお店を構えた恐らく70歳近くのオーナーのお店が紹介されていました。
そのお店は今年オープンしたばかりなのですが、山奥の川沿いでとても雰囲気が良く、湯葉という日本の伝統的な料理が食べられるのですが、最初はお客さんが少なかったと話されていました。
しかし、番組では外国人の方が多く来店していることが取り上げられていて、お客さんの8割は外国人だとオーナーは話しています。
なぜ今年オープンしたばかりで外国人がこんなに来ているのかと聞いたところ、たまたま訪れた方がインスタでお店を紹介してくれたそうなのですが、その人がインスタで多くのフォロワーを持ち影響力のあるいわゆるインフルエンサーだったのだそうです。
それをきっかけに外国人観光客が多く来店するようになり、またその客がインスタで投稿して客が客を呼ぶという良い循環が生まれたそうです。
店舗のメニューを見るとしっかりと日本と併記して英語のメニューも書かれていました。
来店されるお客さんが良い体験をしてくれるように、オーナーもきちんとお店側も対応している良い事例だと思いました。
最後に
インスタグラムでは、ご紹介したような具体的な戦略を取り入れることで、インスタグラムを通じた訪日外国人観光客の集客十分に可能です。
外国人に向けた投稿と積極的なコミュニケーションで、お店の魅力を伝え、多くの外国人観光客を惹きつけ、インバウンド集客に繋げることができると思いますのでぜひ参考にしてみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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