TwitterのAPI制限とは?店舗集客に今後も使える?
店舗を運営されている皆さん、こんにちは。
店舗集客において、SNSは欠かせないツールの一つになっています。
中でも”リアルタイム性”と”拡散力”という点で特徴のあるSNSといえばTwitterです。
Twitterはリツイートという機能があり、他者のツイートを自分の投稿にシェアする形で投稿できる機能があり、所謂バズるととんでもなく多くのユーザーに情報を届ける事ができます。
そんなTwitterですが、昨年かの有名なイーロン・マスク氏がCEOとなり話題になりましたが、それ以降様々な「改悪」と呼べるサービス変更が行われています。
そこで、今回はTwitterの現状と今後もTwitterは店舗集客に使えるのかについて解説していきたいと思います。
Twitterの現状
Twitterは2006年にアメリカでリリースされ、140文字までというユニークなコンセプトと直感的なインターフェースのおかげで急速にユーザーを獲得していきました。日本でも2008年頃からユーザーが数が増え始め、当初は若者が利用するサービスでしたが、現在は老若男女幅広く多くのユーザーに利用されているサービスです。
Twitterは店舗で利用する場合、様々なメリットがあります。
認知の向上: Twitterは情報を瞬時に広める力があります。店舗や商品、サービスについての情報を定期的にツイートすることで、フォロワーの間でブランド認知を向上させることができます。
リアルタイムなコミュニケーション: Twitterのリアルタイム性は、顧客と即座にコミュニケーションを取るのに役立ちます。新メニューや商品の発売、営業時間の変更、キャンペーンなどの情報を瞬時に伝えることができます。
顧客のフィードバック: Twitterを使えば、顧客からの直接的なフィードバックを受け取ることができます。これは商品改善やサービスの改良に対する貴重なユーザーの声となります。
無料のマーケティングツール: Twitterは無料で利用できるので、少ない費用で大きな露出を得られる手段として優れています。また、Twitter上でのリツイートやハッシュタグを利用したキャンペーンは、店舗の認知度を一層高める助けとなります。
競合分析: Twitterを使えば、競合他社が何をしているのか、何に取り組んでいるのかを知ることができます。これはマーケットのトレンドを理解するのに役立ちます。
顧客との繋がりの強化: ユーザーとの対話や彼らのツイートへの反応を通じて、顧客との関係を深めることができます。これにより、ブランドへの信頼とロイヤルティを高めることができます。
このようにメリットの多いTwitter ですが、先述したように昨年イーロン・マスク氏が株式を買収し実質的なオーナー兼CEOとなり、TwitterのサービスそのものやTwitter社に大きな影響を与えています。
イーロン・マスク氏によるTwitterの変化
・モーメント(複数のツイートをまとめる機能)の廃止
・公式アカウントなど確認されたアカウントに対して付与されていた認証マークが廃止され、Twitter Blueという有料プランに変更
・ツイートのインプレッション数(投稿者本人だけがみれていた)が誰でも見れるように変更
・第三者サービスと連携するためのAPI有料化(←当社にも影響がありました!)
・スパムアカウントや長く利用していないアカウントの削除(今後行われる予定)
と、ざっと主要なものを挙げただけでも多くありますが、さらにこの2〜3日で話題になっている変更があります。それが、、、
ツイートの読み込み数に制限が掛かった
7月1日の夜頃から、Twitterアプリを開いてツイートを見ようとすると「API呼び出しの回数制限を超えました」というメッセージが表示されるようになり、ツイートを読み込む事ができないユーザーが多発しました。
実はこれ、Twitterがユーザーごとにツイートの読み込み回数に制限を設けた事で、ユーザーの状況によって1日600ツイートから6000ツイートまでしか読み込む事ができなくなったのです。
フォロー・フォロワーの多い人やヘビーユーザーは、ツイートを読んだり反応していくだけで、すぐに制限に達してしまいますし、新たに作成されたアカウントもすぐに上限に達してしまいます。
これは、かなり多くのユーザーに影響を与え、クレームツイートが多数見られましたが、当のイーロンマスクは「今すぐ電話から離れて家族や友人たちと会おう」というような趣旨のツイートをしていました(笑)
ツイートの読み込みに制限が掛かるという事は、投稿したツイートがユーザーに届く回数が減るという事に他なりません。
では、今後もTwitterは店舗で使い続けるべきなのでしょうか。
今後もTwitterは店舗集客に使えるのか
この記事を書いている今日現在も、この制限は続いていてユーザーによってツイートを読み込めない事象が発生しています。
しかし、これは不具合ではなく仕様なので、Twitterがその仕様をまた元に戻すか、制限を緩和しない限り変わりません。
その状況で今後もTwitterは店舗集客に使えるかという事ですが、結論から言うと今後も使えると言えます。
これまでに比べるとツイートのリーチ数(ユーザーに届く数)は減ると思いますが、「リツイート」や「いいね」などによる拡散力は健在ですし、顧客の声を聞くという点でも使っていけるメディアの一つである事は間違いありません。
しかし、これらのサービス変更がユーザー離れを起こし、Twitterから離れていくような状況が顕著になるようであれば、Twitterの利用はやめて他のSNSやこれから出てくる新たなSNSを早めに利用する事をおすすめします。
イーロン・マスク氏によるTwitterの改悪(と言わせて頂きます)は今後も続くと予想されます。
動向を見ながら、どのSNSを使うのが自分の店舗に合っているのか見極めて利用していく事が重要です。
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