店舗サイトのタイトルとメタディスクリプションの書き方|文字数の目安・書き換えられる条件・業種別の例

最終更新 LocalBase 編集部監修: 寺師 岳見
効果の目安マップ中通常検索高AI 検索低見方

結論: title は「地域名 + 主なサービス + 店名」を基本に、大事な言葉を前半の 20〜30 字に置きます。地域名を何個も並べるのは逆効果です。メタディスクリプションは順位には影響しませんが、検索結果でクリックされるかを左右するので、駅・営業時間・料金・予約方法などの事実を 80〜120 字程度で書きます。

title が影響するところ

  • 通常検索: title は、ページが何について書かれているかを Google に伝える、最も基本的な手がかりです。検索結果の青い見出し(タイトルリンク)にも使われます
  • マップ: 海外の専門家への調査では、「GBP のリンク先ページの title に、サービス名や地域名が入っていること」がマップの順位要因にも挙げられています
  • クリック: 同じ順位でも、何の店か・どこの店かがすぐ分かる title の方がクリックされます

日本語の文字数の目安

Google は title とメタディスクリプションの文字数の上限を定めていません。検索結果では画面の幅に合わせて切り詰められるため、表示される文字数は端末や文字の幅で変わります。国内の実務では、次の目安がよく使われます。

項目 目安 考え方
title 全角 30 字前後 大事な言葉(地域名・サービス名)は前半 20 字以内に。後半は切れてもよい情報を
メタディスクリプション 全角 80〜120 字程度 スマホでは前半しか見えないことが多いので、最初の 50 字ほどで要点を

表示されない部分も読まれていないわけではありません。Sterling Sky の事例では、法律事務所のページの title を地域名やサービス名を含めて長くしたところ、狙った検索語で 6 位から 4 位に上がりました。同社は、Google は表示しきれない部分も含めて title 全体を読んでいるとしています。

ただし、長い title は書き換えられやすくなります(下の「書き換えられる条件」を参照)。前半だけで意味が通る title にしたうえで、後半に補足を足すのが安全です。

title の書き方

基本の形

ページ 形 例
トップ・リンク先ページ 地域名 + 主なサービス + 店名 渋谷の整体・骨盤矯正
サービスページ 地域名 + サービス名 + 補足 + 店名 渋谷の産後骨盤矯正
店舗ページ(複数店舗) 地域名 + 業種 + ブランド名 + 店舗名 船橋の個別指導塾
アクセスページ 店名 + アクセス + 駅名 アクセス
料金ページ 店名 + 料金 + サービス 料金表
  • 区切りの記号: 「|」や「-」で店名と分けるのが一般的です。記号を何種類も混ぜたり、【】を多用したりすると読みにくくなります
  • 店名の位置: 店名で検索されることが多い店や、知名度のあるブランドは、店名を先頭にしても構いません。そうでなければ、地域名とサービス名を先にします
  • ページごとに変える: 全ページの title を「○○整体院」だけにしたり、同じ文言を使い回したりしないでください

地域名の入れ方

  • ○ 「渋谷の整体・骨盤矯正|○○整体院」(店舗のある地域を 1 つ)
  • ○ 「渋谷・恵比寿の整体|○○整体院(渋谷駅 3 分)」(実際に来店が多い隣の地域を 1 つ足す程度まで)
  • × 「渋谷 整体 恵比寿 整体 代官山 整体 中目黒 整体|○○整体院」
  • × 「渋谷区・目黒区・世田谷区・港区・品川区の整体なら○○整体院」

Google は、title で同じ言葉や似た言葉を繰り返すことを避けるよう求めています。また、スパムポリシーでは「都市名や地域名を羅列したテキストのブロック」をキーワードの乱用の例に挙げています。地域名を並べると、順位を上げるどころか、title を書き換えられたり、ページの評価を下げられたりする原因になります。

Google に書き換えられる条件

Google は、検索結果に表示するタイトルリンクを自動で作っています。<title> を使うことが多いものの、ページの大見出し(h1 など)、目立つ文字、リンクのアンカーテキスト、og:title なども使います。Google のドキュメントでは、次のような場合に書き換えが起きると説明しています。

書き換えられやすい title 例 対策
中身が少ない・漠然としている 「HOME」「トップページ」「店舗情報」 何の店か、どこの店かを書く
同じ言葉の繰り返し・詰め込み 「整体 渋谷 整体院 渋谷駅 整体」 1 回ずつにする
全ページで同じ・定型文の使い回し 全ページが「○○整体院 渋谷の整体」
ページの内容と食い違う title は「2025 年度の料金表」、本文は 2026 年度 内容と一緒に title も更新する
長すぎる 地名やサービス名を 100 字以上並べる 前半で意味が通るようにし、羅列はしない

海外の検証(Zyppy、約 8 万件の URL)では、検索結果に表示されたタイトルの約 6 割が、元の title から書き換えられていました。短すぎる・長すぎる・キーワードを詰め込んだ・内容とずれた title ほど、書き換えられやすい傾向がありました。

書き換えられているかは、店名や狙う検索語で実際に検索し、検索結果の見出しが <title> と同じかどうかで確かめます。書き換えられていたら、h1 と title の趣旨をそろえると、意図に近い表示になりやすくなります。

メタディスクリプションの書き方

メタディスクリプションは順位の要因ではありませんが、Google が「ページを正確に説明している」と判断すれば、検索結果の説明文(スニペット)に使われます。使われない場合は、ページの本文から Google が抜き出します。

入れること

  • 何の店か、どこにあるか(駅名・出口・徒歩分数)
  • 主なサービスと、選ばれる理由を 1 つ
  • 営業時間の特徴(夜 21 時まで、土日も営業、など)
  • 料金の目安や、予約方法(ネット予約可、当日予約 OK、など)

例

  • ○ 「渋谷駅南口から徒歩 3 分の整体院。全身の整体と骨盤まわりの整体を提供し、平日は 21 時まで受け付けています。初回 60 分 6,600 円(税込)、ネット予約可。」
  • × 「○○整体院の公式ホームページです。お気軽にお問い合わせください。」(何の店か、どこかが分からない)
  • × 「渋谷 整体 骨盤矯正 腰痛 肩こり 恵比寿 代官山 整体院 おすすめ」(キーワードの羅列)

全ページに同じディスクリプションを入れるのは避けます。Google も、ページごとに内容を正確に表す説明を書くよう求めています。書ききれない場合は、主なページ(トップ・リンク先・サービス・店舗ページ)だけでも個別に書き、ほかは空にして Google に本文から作らせる方が、同じ文の使い回しよりましです。

業種別の例

業種 title の例 メタディスクリプションの例
整骨院 渋谷の整骨院・交通事故の施術 ○○整骨院
歯科 新宿三丁目の歯医者・小児歯科 ○○歯科
美容室 吉祥寺の美容室 髪質改善・白髪染めの○○
飲食 池袋の濃厚魚介つけ麺 ○○
学習塾 船橋の個別指導塾 ○○塾 船橋校
不動産 武蔵小杉の賃貸・売買 ○○不動産
士業 大宮の相続・遺言の相談 ○○司法書士事務所
住宅修理 船橋市の水道修理・トイレのつまり ○○設備

医療機関・整骨院・美容は、title やディスクリプションにも広告規制が関わります。「No.1」「必ず治る」などは避けてください。詳しくはサービスごとのページの規制の節を参照してください。

クリック率の改善の手順

  1. Search Console の「検索パフォーマンス」を開く: 期間を 3 か月にし、「ページ」タブで、表示回数が多いのにクリック率(CTR)が低いページを探します
  2. そのページで表示されている検索語を見る: 「クエリ」タブで、どんな言葉で表示されているかを確かめます。title に、その言葉や地域名が入っているか見直します
  3. 実際に検索して、競合と並べて見る: 自店の title と説明文が、上位の店と比べて「何の店か・どこか・何が違うか」を伝えているかを見ます
  4. 1 ページずつ、1 か所だけ変える: title とディスクリプションを同時に変えると、どちらの効果か分かりません
  5. 2〜4 週間後に比べる: Google が読み直すまで数日〜数週間かかります。順位が同じなのにクリック率が上がっていれば、title の改善に効果があったと判断できます

GBP からのクリック(マップでの「ウェブサイト」のクリック)は、Search Console ではなく GBP の「パフォーマンス」と、リンク先 URL に付けた計測用パラメータで見ます。

複数店舗の場合

  • 店舗ページの title は「{地域名}の{業種}|{ブランド名} {店舗名}」のようなひな形で作って構いません。title は地域名が入れば店舗ごとに変わります
  • ディスクリプションは、ひな形のままだと全店舗で同じ文になりがちです。最寄り駅・営業時間・その店舗の特徴だけでも、店舗ごとの入力欄から差し込みます
  • 店名の表記(「○○塾 船橋校」か「○○塾船橋校」か)を、GBP のビジネス名と全店でそろえます

よくある失敗

失敗 どうなるか 直し方
全ページの title が店名だけ どのページも何のページか伝わらない。書き換えられる ページごとに内容を表す title を付ける
title に地域名を 5 個以上並べた 書き換え・評価の低下 店舗のある地域 1 つ(多くても 2 つ)
作成サービスの初期設定のまま(「HOME サイト名」) 何の店か伝わらない
ディスクリプションが全ページ同じ 使われず、本文の関係ない部分が表示される 主なページだけでも個別に書く
title だけ変えて h1 が別の内容 Google が h1 を使って書き換える title と h1 の趣旨をそろえる
料金や営業時間を変えたのにディスクリプションが古い 検索結果に古い情報が出る 情報を変えたら、ディスクリプションも見直す

チェック項目

  • リンク先ページの title に、地域名と主なサービス名が入っている
  • 大事な言葉が title の前半にある
  • title がページごとに違う
  • 地域名を並べていない
  • title と h1 の趣旨がそろっている
  • 主なページに、個別のメタディスクリプションがある
  • ディスクリプションに、駅・営業時間・料金・予約などの事実が入っている
  • 実際に検索して、title が書き換えられていないか確かめた
  • Search Console で、表示回数が多くクリック率が低いページを見直した

よくある質問

Q. title に「おすすめ」「人気」を入れるとクリックされますか? 根拠のない「人気 No.1」「地域で一番」などは、景品表示法や業種の規制に触れるおそれがあります。クリックされるのは、地域・サービス・営業時間など、選ぶための事実が分かる title です。

Q. ディスクリプションを書いても、Google が別の文を表示します。 Google は、検索された言葉に合わせて、本文から説明文を作ることがあります。ディスクリプションが使われないのは珍しいことではありません。本文の最初の方に、店舗を一文で説明する文を置いておくと、そこが使われやすくなります。

Q. title を変えると、順位が下がりませんか? 一時的に動くことはあります。内容に合った title にしたなら、落ち着くまで 2〜4 週間ほど様子を見てください。主力のページで大きく変えるときは、変更前の順位とクリック数を記録しておきます。

出典

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