GBP の重複・閉業済みプロフィールの整理|探し方・統合・削除の手順

最終更新 LocalBase 編集部監修: 寺師 岳見
効果の目安マップ中通常検索低AI 検索中見方

結論: 重複は、店名・表記ゆれ・電話番号・住所・旧住所の 5 つでマップを検索すれば見つかります。見つけたら、クチコミの多い方を残し、もう一方を統合するのが基本です。統合は、両方を自分が管理してから Google サポートに依頼します。管理画面の「削除」は、管理から外すだけで、マップの表示は消えないことに注意してください。

なぜ重複が問題か

  • クチコミが分かれる: 2 つのプロフィールにクチコミが分散し、どちらも件数で競合に負けます
  • 古い情報で来店を逃す: 古い方の電話番号・営業時間・住所を見た人が、つながらない・閉まっていると判断します
  • 停止の原因になる: 海外の実務者は、重複を停止の主な原因の一つに挙げています。Google は、1 つの拠点に複数のプロフィールを作ることを禁じています
  • AI が誤った説明をする: AI による検索の回答やマップの要約が、古い方の情報を拾うことがあります

重複・残骸ができる原因

原因 よくある例
Google が Web 上の情報から自動で作る ポータルサイトや地図サービスの掲載をもとに、オーナー確認のないプロフィールができる
利用者が登録する 来店者が、見つからなかった店を新しく登録する
前のオーナー・店長・業者が作った 担当が変わるたびに、見つからずに作り直している
移転のときに新しく作った 既存のプロフィールの住所を変えずに、新しい住所で作った
名前の変更で新しく作った 屋号を変えたときに作り直した
個人の専門家のプロフィール 医師・歯科医師・弁護士などの個人のプロフィールが、医院や事務所とは別にできている
チェーンの一括登録 一括の取り込みで、既存のプロフィールと重複した

探し方

四半期ごとの見直しで、Googleマップで次の 5 つを検索します。ログアウトした状態か、シークレット ウィンドウで行います。

  1. 店名: 正式な名前で
  2. 表記ゆれ: カタカナと英字、旧店名、略称、「店」「院」の有無
  3. 電話番号: ハイフンあり・なしの両方。昔の番号も
  4. 住所: ビル名と番地で。地図で店舗の周りを拡大し、同じ建物にピンが 2 つないかも見る
  5. 旧住所: 移転したことがあれば、前の住所

ほかにも次のところで見つかります。

  • ビジネス プロフィール マネージャ: 管理している店舗の一覧で、重複の可能性があるプロフィールに表示が付くことがあります
  • クリニック・事務所: 医師・弁護士の名前でも検索します。退職した人のプロフィールに医院の電話番号が残っていることがあります

対処の仕方

パターン別の対処

状況 対処
重複の両方を自分が管理している クチコミの多い方を残し、Google サポートに統合を依頼する
重複の一方が、オーナー確認されていない 自分でオーナー確認をしてから統合を依頼する。または、マップで「情報の修正を提案」→「閉業または削除」→「他の場所と重複」で、正しい方を選んで報告する
重複の一方を、前のオーナーや業者が管理している オーナー権限をリクエストして自分の管理にしてから統合する。権限が取れなければ、重複として報告する
同じ場所に、前の別の店(業態変更する前の店など)が「閉業」で残っている 自分が管理していたものなら、管理画面で閉業にして削除する。他人のものなら「閉業」の修正提案。閉業の表示が残っていても、新しい店が見つけにくくなる
移転前の住所のプロフィールが残っている 下の「移転で古い住所が残る」を参照

統合の手順

統合すると、クチコミは残す方のプロフィールに移ります。

  1. 両方のプロフィールの URL をマップから控える
  2. 残す方を決める。クチコミの件数が多い方、オーナー確認が済んでいる方が基本
  3. 両方を、同じ Google アカウントで管理する状態にする(オーナー確認、またはオーナー権限のリクエスト)
  4. その同じアカウントで Google サポートに連絡し、2 つの URL と、どちらを残すかを伝える
  5. 統合のあと、クチコミが移ったかを確かめる

海外の実務者の報告では、統合は 1〜2 週間ほどで済むことが多いとされています。統合できるのは同じ住所の同じ店舗が原則で、住所の違うもの、複数の医師がいる医院での医師個人のプロフィールは、統合を断られることがあります。

「削除」と「閉業」の違い

操作 何が起きるか
管理画面で「ビジネス プロフィールを削除」 自分の管理から外れ、オーナーが載せた投稿・写真・返信が消える。クチコミと利用者の写真は残り、マップに表示され続けることがある
閉業にする 「閉業」と表示され、少しずつ検索に出なくなる
統合 クチコミが残す方に移り、もう一方は表示されなくなる

重複を消したいときに、クチコミのある方を管理画面から削除するのは失敗のもとです。管理から外れるだけで、クチコミ付きのプロフィールが誰にも管理されない状態で残ります。

自分のプロフィールが「重複」と判定されたとき

管理画面で自店に「重複」の表示が付いて編集できないのは、Google が自分のプロフィールをほかのプロフィールの重複と判定した状態です。似た場面に、オーナー確認を進めたら「このビジネスはすでに別のアカウントで管理されています」と出ることがありますが、これは同じプロフィールをほかのアカウントがすでに管理しているという所有権の案内で、重複の判定とは別です。どちらも、次の順で進めます。

  1. 表示に出ている、もう一方のプロフィールを確かめる(前の担当者・業者・本部の別アカウントが管理していることが多い)
  2. 社内のアカウントなら、同じアカウントにまとめる
  3. 社外の人が管理しているなら、そのプロフィールのオーナー権限をリクエストする。今のオーナーには通知が届き、3 日以内に返事がなければ、自分でオーナー確認を進められることがあります。拒否されたら再審査を請求できます
  4. 重複と判定されていた場合は、両方が自分の管理になってから統合を依頼する。所有権の案内だった場合は、権限を得ればそのまま管理できます

LocalBase に寄せられた相談では、「店長が個人のアカウントでオーナー確認をしたまま退職した」「業者が自社のアカウントで作った」ために、店舗側が新しく作り直し、重複になっている例がよくあります。作り直す前に、既存のプロフィールの権限を取り戻すのが先です。

移転で古い住所が残る

正しい手順で移転しても、古い住所の情報が残る、または一度消えたのに復活することがあります。

原因

  • 新しく作り直した: 既存のプロフィールの住所を変えずに、新しい住所でプロフィールを作った
  • Web 上に古い住所が残っている: ポータルサイト、地図サービス、業界の名簿、昔のチラシの PDF などに旧住所があり、Google がそこから古い店舗を作り直す
  • 利用者の修正: 旧住所を覚えている人が、旧住所で登録・修正する

直し方

  1. 既存のプロフィールの住所を新しい住所に変えている(作り直していない)か確かめる。作り直していたら、古い方を「移転」として扱うよう Google サポートに依頼する。古いプロフィールのクチコミも新しい方に移せることがある
  2. 古い住所に別のプロフィールができていたら、マップの「情報の修正を提案」で閉業・重複として報告する
  3. ポータルサイト・地図サービス・業界団体の名簿・自社サイトの古いページの住所を、新しい住所に直す
  4. 次の見直しで、旧住所でもう一度検索する

移転の手順そのものは閉業・移転・削除にまとめています。

やってはいけないこと

  • クチコミのある方を削除する: クチコミは消えず、管理できない状態で残ります
  • 重複を解消するために、新しくプロフィールを作り直す: 重複がもう 1 つ増えるだけです
  • 自分が管理していない重複を、「閉業」と偽って報告する: 実際には営業している店の閉業の提案は、マップの悪用です。重複なら「他の場所と重複」を選びます
  • 統合の前に住所を何度も書き換える: 重要な項目の頻繁な変更は、停止の原因になります

業種ごとの注意

業種 よくある重複
クリニック・歯科 医院と医師個人のプロフィール、旧院長のプロフィール、診療科ごとのプロフィール
士業 事務所と所属する弁護士・税理士の個人のプロフィール
美容室・サロン 前のオーナーの店名のプロフィールが同じ場所に残る(居抜きの開業)
飲食 業態変更の前の店が閉業で残る。テナントの入れ替わりが多い建物
出張型 担当者が変わるたびに作られた、住所なしのプロフィール

複数店舗の場合

  • 本部が一括で登録した後に、店長が個別に作ったプロフィールが残っていることがあります。全店舗の店名と電話番号で、まとめて検索します
  • 閉店した店舗のプロフィールを放置すると、近くの自社の店舗と重複のように扱われることがあります。閉店の処理を業務の手順に入れてください
  • 統合を依頼するときは、店舗ごとに URL と残す方を表にまとめ、まとめて依頼すると経過を管理しやすくなります

見直しで残す記録

項目 記入例
確認した日 2026-10-01
検索した語 店名、旧店名、電話番号、住所、旧住所
見つかった重複の URL (マップの URL)
状態 オーナー未確認 / 他社が管理 / 自社の別アカウント
対処 統合を依頼(ケース ID)/ 重複として報告
結果を確かめる日 2 週間後

統合や報告のケース ID を残しておくと、戻ってきたときに同じ件として問い合わせられます。

チェック項目

  • 店名・表記ゆれ・電話番号・住所・旧住所でマップを検索し、自店が 1 つだけか確かめた
  • 同じ建物に自店のピンが 2 つない
  • 医院・事務所の場合、個人のプロフィールの状況を確かめた
  • 重複は、クチコミの多い方を残して統合を依頼した
  • 統合のあと、クチコミが移ったことを確かめた
  • 同じ場所の前の店・移転前の店が残っていない
  • ポータルサイトや地図サービスの旧住所を直した

よくある質問

Q. 重複している方にもクチコミがあります。消えてしまいますか? 統合すれば、残す方に移ります。管理画面から削除すると、クチコミは移らずに残ったままになります。統合を依頼してください。

Q. 重複を報告したのに、また出てきました。 Web 上に、その情報のもとになる掲載が残っている可能性があります。ポータルサイトや名簿の情報を直し、もう一度報告します。

Q. 前のオーナーが作ったプロフィールに連絡がつきません。 オーナー権限のリクエストをすると、今のオーナーに通知が届きます。3 日以内に返事がない場合は、自分でオーナー確認を進められるようになることがあります。

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出典

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