GBP のビジネスの説明の書き方|順位に影響しない欄に何を書くか、拒否される例と業種別の例文

最終更新 LocalBase 編集部監修: 寺師 岳見
効果の目安マップ低通常検索低AI 検索中見方

結論: ビジネスの説明は、順位のためではなく、プロフィールを開いた人に「ここに行こう」と決めてもらうための欄です。冒頭の 2〜3 文に「何の店で、誰に向いていて、他とどう違うか」を書き、URL・電話番号・キャンペーン・最上級の宣伝文句は入れません。Google が自動で作る「編集者による概要」や AI の要約は、この欄とは別物で、オーナーは編集できません。

説明で順位は上がるのか

上がらない、と考えるのが実務上の正解です。

  • Whitespark の Darren Shaw は、GBP の各項目を効果の大きさで格付けした 2025 年 8 月の記事で、ビジネスの説明を最下位に近い段階に置き、「説明のキーワードで順位が上がるという説は、何度も試されて成功していない」としています。役に立つのは成約(来店や問い合わせ)の面だけだという評価です
  • 海外の専門家への調査(Whitespark の Local Search Ranking Factors)でも、説明のキーワードは順位を上げる要因として扱われていません

国内では今も「説明文の前半に地域名や商品名を入れると検索で上位に出やすい」という助言を見かけますが、検証の積み重ねからは支持されていません。キーワードを並べても順位は動かず、読みにくい説明は来店の判断を下げるだけです。

それでも書く理由

  • 来店の判断材料になる: カテゴリと写真だけでは伝わらない「どんな店か」を、自分の言葉で伝えられる唯一の欄です
  • AI の材料になりうる: 2026 年 8 月に日本で始まった「マップに相談」は、プロフィール・クチコミ・Webサイトなどの情報から答えを作ります。説明に事実(対応している内容、対象、設備)が書いてあれば、条件で探されたときの材料になると考えられます
  • 情報の整合性: 説明・Webサイト・ポータルの紹介文がそろっていると、Google が店舗を理解するときの食い違いが減ると考えられます

文字数と入力のしかた

項目 内容
上限 Google のヘルプでは「全角 375 文字(半角 750 文字)以下」。ただし LocalBase が支援している店舗での確認(2022 年)では、全角でも 750 字まで入力できた
入れる場所 ビジネス プロフィールの[プロフィールを編集]→[説明]の横の編集アイコン
反映 通常 10 分ほど。審査で長くかかる場合もある(Google は最長 30 営業日ほどと案内)
AI の下書き 一部の地域・言語では[説明の候補を見る]で AI に下書きを作らせられる。内容の確認は必須

ヘルプの記載と実際の上限が食い違っているため、重要なことは前半の 375 字以内に収め、残りは補足にする書き方が安全です。プロフィール上では冒頭の数行だけが見え、続きは「もっと見る」で開く形になることが多いので、なおさら冒頭が大事です。

何を書くか

Google は、説明に次の内容を含めるよう案内しています。

  • 提供している商品やサービス
  • 他社と差別化されるポイント
  • 事業年数、由来や歴史
  • ユーザーが参考にできるその他の情報

実務では、これを次の順で書くと読みやすくなります。

順番 書くこと 例(整骨院)
1 何の店か、どこにあるか(1 文) 〇〇駅東口から徒歩 2 分の整骨院です
2 誰に向いているか、何が得意か 部活動中の捻挫・打撲など、スポーツのけがの施術を多く担当しています
3 他との違い(事実で) 国家資格を持つ施術者が担当し、初回は問診と検査に 20 分かけます
4 来店前に知りたいこと 平日は 20 時まで受付。お子さま連れでの来院も可能です
5 沿革・方針(任意) 2012 年の開院以来、地域の部活動の選手のけがの施術にも取り組んでいます

位置の説明を工夫する

駅ビル・商業施設・オフィスビルの中にある店舗は、入っている建物と階、行き方を説明に書くと、来店の迷いが減ります。LocalBase が支援している店舗でも勧めている書き方です。

〇〇駅直結の〇〇モール 2 階、エスカレーターを上がってすぐ右手にあります。

ビジネス名に施設名を足すのはガイドライン違反ですが(ビジネス名を参照)、説明に書くのは問題ありません。

書いてはいけないこと

Google は、説明に次の内容を含めないよう定めています。

Google が禁止していること 具体例
リンク(種類を問わない) 「詳しくは https://… をご覧ください」、Instagram の URL、LINE の友だち追加の URL
HTML コード 太字や改行のタグ
特別キャンペーン・特別料金・特典を過度に強調する内容 「今なら初回 50% オフ」「地元で一番人気の〇〇が 500 円!」
質が低い、関係がない、読みにくい内容 誤字だらけ、奇抜な記号での装飾、意味の通らない文、事業と関係のない話
禁止・制限されているコンテンツの全般(個人情報、嫌がらせ、違法な内容など) スタッフの個人の連絡先、他者を攻撃する内容

公式に列挙されてはいなくても、実務で避けるべきものがあります。

  • 電話番号・メールアドレス・LINE ID: プロフィールの別の欄にあり、説明に書くと拒否される報告が多い項目です
  • 営業時間・住所の繰り返し: 別の欄と食い違うと、変更のたびに直し漏れが出ます。「最終受付は閉店の 30 分前」のような補足だけにします
  • 他社・他店の悪口や比較: 「他院のように高額な回数券は売りません」のような書き方は、関係のない内容として扱われうるうえ、医療機関では医療広告ガイドラインの比較優良広告の禁止に触れます
  • 根拠のない最上級: 「地域 No.1」「日本一」は、景品表示法の優良誤認のおそれがあります。調査の根拠を示せないなら書きません
  • キーワードの羅列: 「渋谷 整体 骨盤矯正 渋谷駅 整体院 肩こり 腰痛」のような並べ方

拒否される例と直し方

× 拒否されやすい ○ 直した例
★☆★ 渋谷で No.1 の整体院 ★☆★ 今だけ初回 980 円! 渋谷駅南口から徒歩 3 分の整体院です。全身の整体を、1 回 40 分で行っています
ご予約は LINE(ID: @xxxx)か 03-xxxx-xxxx まで ご予約はプロフィールの予約ボタンから受け付けています
公式サイト https://example.jp で最新のキャンペーンを確認! 季節のメニューは、プロフィールの投稿でお知らせしています
居酒屋 渋谷 個室 飲み放題 宴会 歓送迎会 女子会 個室を 6 室備えた居酒屋です。4 名から 30 名までの宴会に対応し、飲み放題付きのコースもご用意しています

拒否されたときは、表示される理由を確かめ、該当しそうな箇所を 1 つずつ外して出し直します。何度も同じ内容で出し直すと、審査が長引くことがあります。

「説明の冒頭にキャンペーンを書くと目立つ」という使い方も以前は見られましたが、今のガイドラインに反します。期間限定の案内は、特典の投稿など、説明以外の場所で行ってください。

業種別の例文

例文はいずれも架空の店舗です。数値や設備は、実際の内容に置き換えてください。

歯科医院

〇〇駅北口から徒歩 1 分の歯科医院です。一般歯科・小児歯科・予防歯科を中心に、平日は 19 時まで、土曜も 17 時まで診療しています。歯科衛生士が担当制で定期検診とクリーニングを行い、お子さまには治療の前に器具に慣れる時間をとっています。車椅子・ベビーカーのまま入れる診療室があります。

医療機関の説明は、医療広告ガイドラインの対象になると考えて書きます。「痛くない」「必ず治る」などの断定、体験談、ほかの医院との比較は避けます。自由診療を書くときは、費用やリスクの書き方の決まりも確認します。

美容室

〇〇駅から徒歩 4 分、スタイリスト 3 名の小さな美容室です。くせ毛を生かすカットと、ダメージを抑えた縮毛矯正を得意としています。1 回の施術はマンツーマンで担当し、完全予約制です。キッズスペースがあり、お子さま連れでもご利用いただけます。

居酒屋

〇〇駅西口すぐ、三陸から直送の魚介を中心にした居酒屋です。カウンター 10 席と、4〜20 名で使える個室が 4 室あります。日本酒は東北の蔵を中心に常時 30 種類。平日は 17 時から、土日は 15 時から営業しています。

不動産会社

〇〇市で 1998 年から営業している不動産会社です。〇〇駅周辺の賃貸マンションの仲介と、売買・相続した土地の査定を扱っています。夜 20 時まで来店相談を受け付け、オンラインでの内見にも対応しています。

税理士事務所

〇〇区で開業 15 年の税理士事務所です。個人事業主・フリーランスの確定申告と、創業 5 年以内の法人の記帳・決算を中心に担当しています。初回の相談は 60 分で、オンラインでも受けられます。

「編集者による概要」と AI の要約は別物

プロフィールやマップには、オーナーが書いた説明のほかにも、店舗を紹介する短い文章が出ることがあります。Google は、マップに出る「ビジネスの概要」には 3 種類あると説明しています。

種類 誰が作るか オーナーが編集できるか
ビジネスの説明 オーナー できる(このページの内容)
編集者による概要 Google(「モダンなスタイルのメキシコ料理」のような短い紹介文) できない
ユーザーのクチコミ抜粋・プレイス トピック Google がクチコミから自動で作る できない

このほか、Googleマップや検索では、Gemini などの AI がクチコミやプロフィールの情報を要約した文章が出ることがあります。これもオーナーは直接編集できません。

誤りがあったときは

  • 編集者による概要: Google は、概要が提供していないサービスに触れている場合などは削除するとしています。マップのアプリで、概要の横のその他アイコンから[概要を報告]を選びます。報告で直らないときは、Google ビジネス プロフィールのサポートに修正を依頼します。LocalBase に寄せられる相談でも多い項目ですが、オーナーが自分で書き換える方法はありません
  • クチコミ抜粋・トピック: 不適切なクチコミが元になっているなら、そのクチコミを報告します。否定的なだけの内容は、Google は消さないとしています
  • AI の要約: 元になっている情報(プロフィール、Webサイト、クチコミ)の誤りを直すのが近道です。説明やWebサイトに正確な事実を書いておくことが、間接的な対策になります

複数店舗の場合

  • 全店舗で同じ説明を使い回すと、どの店舗を開いても同じ文章になり、店舗ごとの違い(駅からの行き方、設備、得意な施術)が伝わりません。ブランド共通の 1〜2 文 + 店舗ごとの 2〜3 文の型にすると、統一感と店舗らしさを両立できます
  • 医療・施術・美容など表現の規制がある業種では、店舗の担当者が書き換えた説明を、本部で確認してから公開する流れにします
  • LocalBase では、店舗情報の一括更新で説明の共通部分を全店舗にそろえられます。規制のある表現は、更新の前に本部で原稿を確かめます

チェック項目

  • 冒頭の 2〜3 文で、何の店か・誰に向いているか・他との違いが分かる
  • 重要な内容は前半の 375 字以内に入っている
  • URL・電話番号・メールアドレス・LINE ID を書いていない
  • キャンペーン・割引・特典を中心にしていない
  • 「No.1」などの最上級や、他社との比較を書いていない
  • キーワードを羅列していない
  • 営業時間・住所など、別の欄と食い違う情報を書いていない
  • 医療・施術・美容では、広告の規制に合う表現になっている
  • 編集者による概要や AI の要約に誤りがないか、表側で確認した

よくある質問

Q. 説明にキーワードを入れた方がよいですか? 入れても順位はほぼ動かないとされています。顧客が読んで分かる言葉で、提供している内容を書けば、必要な言葉は自然に入ります。

Q. 英語の説明も書けますか? 説明の欄は 1 つです。訪日客が多い店舗では、日本語の後に短い英語を添える例もありますが、上限の中で日本語の情報が削られないよう注意します。

Q. 「編集者による概要」を自分の店にも出したいです。 表示の条件は公表されておらず、オーナーが申請して出すものではありません。

出典

LocalBase なら、複数店舗の Googleビジネスプロフィールの更新・投稿・クチコミ返信をまとめて行えます。新規無料登録から15日間、有料プランの全機能をお試し頂けます。

無料登録して今すぐ利用開始

初期設定へ戻る

無料登録して今すぐ利用開始