GBP の写真と動画|カバー・ロゴの設定、仕様、拒否される原因、ストック写真や AI 生成が逆効果な理由

最終更新 LocalBase 編集部監修: 寺師 岳見
効果の目安マップ中通常検索低AI 検索低見方

結論: 写真は、自分で撮った、加工の少ない、その場所の実際の様子を載せます。最初に、カバー写真・ロゴ・外観 3 枚・店内 3 枚・商品(料理・サービス)3 枚・スタッフ 3 枚をそろえ、その後は少しずつ足していきます。ストック写真・AI で作った画像・文字を大きく載せた画像は、拒否されたり、来店の判断を下げたりします。写真の位置情報(ジオタグ)は順位に影響しません。

写真で何が変わるのか

  • 選ばれやすさ(クリック・来店)が上がる: マップの検索結果では、店名と一緒に写真が並びます。どの店を開くかを、写真で決める人は少なくありません
  • 順位への直接の効果は中くらい: 海外の専門家への調査では、写真は順位要因として中位の扱いです。一方、Whitespark の Darren Shaw は、2025 年の記事で写真と動画を効果の高い段階に置き、「定期的に写真を載せるだけで順位が上がった店舗を見てきた」と書いています。Google が画像の内容を読み取って、店舗の業種や提供しているものの理解に使っていると考えられるためです
  • クチコミや AI の要約と一緒に見られる: マップの検索結果には店舗の写真が並び、「マップに相談」の答えにも写真が添えられることがあります。写真が古い・暗いと、ほかの情報がよくても選ばれにくくなります

まずそろえる写真

Google は、業種に合わせて次の写真を、それぞれ最低限の枚数載せるよう案内しています。

種類 Google の目安 撮り方のコツ
カバー写真 1 枚 店舗を最もよく表す 1 枚。外観か、主力の商品・サービスの様子
ロゴ 1 枚 正方形で、余白をとって中央に。背景は白か単色
外観 3 枚以上 顧客が来る方角ごとに撮る。昼と夜、看板が読める距離と、建物全体が分かる距離
店内 3 枚以上 顧客として店内にいるときの目線で。混み合う前の明るい時間に
商品 3 枚以上 人気の商品を、光が均等に当たる場所で
サービス 3 枚以上 スタッフがサービスを提供している様子(顧客の顔は写さないか、同意を得る)
料理・飲み物(飲食) 3 枚以上 人気の料理を、真上か斜め 45 度から自然光で
共有エリア(宿泊など) 各 1 枚以上 温泉、ジム、朝食会場など
客室(宿泊) 3 枚以上 人気の客室から。顧客が室内にいる目線で
チーム 3 枚以上 経営者・スタッフ。少しくだけた表情でもよい

外観は「迷わず来られるか」で選ぶ

外観の写真は、来店する人が店舗を見つけるためのものです。ビルの中の店舗なら、ビルの入り口・案内板・エレベーターを降りたところ・店の入り口の順に撮ると、初めての人が迷いません。地下や 2 階以上の店舗、路地の奥の店舗ほど効果があります。

ロゴが表示されないとき

Google は、ロゴが表示されないときは、名前・番地を含む住所・カテゴリ・電話番号・営業時間などの基本情報がすべて入っているかを確かめるよう案内しています。基本情報が欠けていると、ロゴを載せても目立つ形では表示されません。

仕様の上限と推奨サイズ

写真

項目 Google の基準
形式 JPG または PNG
ファイルサイズ 10 KB〜5 MB
推奨の解像度 縦 720 ピクセル、横 720 ピクセル
最小の解像度 縦 250 ピクセル、横 250 ピクセル
品質 ピントが合っていて十分に明るい。大幅な加工、過度のフィルタや AI の使用は避ける

実務上のコツ:

  • iPhone の HEIC 形式は、そのままでは載らないことがあるので、JPG で保存するか書き出してから載せます。WebP も同様です
  • 推奨の 720 ピクセルは最低限の目安です。表示する端末の画面が大きくなっているため、長い辺が 1,200〜2,000 ピクセル程度で、5 MB に収まるように書き出すのが扱いやすい大きさです(編集部の目安)
  • カバー写真は、表示する場所によって横長や正方形に切り取られます。主役を中央に置き、端に文字や大事なものを置かないようにします

動画

項目 Google の基準
長さ 最大 30 秒
ファイルサイズ 最大 75 MB
解像度 720p 以上

動画は、店内を歩いて見せる、料理を作る様子、施術の流れ(顧客の同意を得て)などが向いています。写真の欄と投稿の両方に同じ動画を何度も載せる必要はありません。

ストック写真・AI 生成・過度な加工が逆効果な理由

Google は、マップに載せるメディアについて、自分のカメラで撮影したものを使い、スクリーンショット・ストックフォト・GIF・コラージュ・過度に編集や加工をした写真・他者が作成した画像は使わないよう定めています。ビジネスの写真の案内でも、「大幅な加工や過度のフィルタや AI の使用は避けて」とし、雰囲気をありのままに伝える画像を選ぶよう求めています。

× 逆効果になる写真 何が起きるか
素材サイトの写真(笑顔の医師、きれいなオフィス) 拒否されることがある。載っても、来店した顧客が「写真と違う」と感じる
AI で作った料理・店内・人物の画像 Google が避けるよう求めている。実在しない様子を見せることになり、来店後の不満やクチコミでの指摘につながる
美顔アプリや強いフィルタで色を変えた写真 「過度な加工」にあたりうる。料理の色が実物と違うと低評価の原因になる
文字・価格・枠・コラージュを入れたチラシのような画像 Google は枠線・文字・コラージュを追加しないよう定めている。Whitespark の調べでは、文字が写真の 1 割を超えると拒否されやすい
他店やメーカーの公式画像の流用 著作権の問題。拒否されることがある
透かし(ウォーターマーク)入りの画像 他者の画像と判断されやすい

明るさや傾きの補正のような最小限の調整は、Google も問題ないとしています。迷ったら「来店した人が同じ景色を見られるか」で判断します。

ジオタグで順位は上がらない

写真の位置情報(ジオタグ)を店舗の座標に書き換えてから載せると順位が上がる、という話は今も見かけますが、効果は確認されていません。

  • Sterling Sky は 2021 年に、5 つのプロフィールに位置情報を埋め込んだ写真を 3 枚ずつ載せ、数週間追いましたが、マップでも通常の検索でも順位は上がらず、プロフィールやWebサイトへのアクセスも増えませんでした
  • 同社は、GBP に載せた時点で写真の位置情報が消えていたことも確かめています

ジオタグを付ける作業や、そのための有料ツールに時間とお金を使う必要はありません。

反映されない・拒否される原因

Google は、写真の状態を次の 3 つで示しています。

状態 意味
保留中 処理中、またはオーナー確認が済んでいない。検索にもマップにも出ない
不承認 ポリシー違反が報告されている。表示されない
公開 表示されている

写真が出るまでには、最長で 24〜48 時間ほどかかることがあります。そもそも、オーナー確認が済むまで写真は表示されません。

それ以上たっても出ないときや、拒否されたときは、次の順に確かめます。

原因 確かめ方・直し方
一時的な不具合 不承認と出ても、24〜48 時間後に何もせず公開に変わる例が 2025 年も報告されている。まず待つ
作ったばかり・停止から戻ったばかりのプロフィール Whitespark は、オーナー確認や復旧から 10〜14 日ほどは、写真が拒否されやすいと報告している
同じ写真の重複 Google も、写真が見つからないときは重複を確かめるよう案内している。LocalBase が支援している店舗でも、同じ画像は 1 枚しか載らなかった
形式・サイズ JPG・PNG で、10 KB〜5 MB、250 ピクセル以上か
文字・枠・コラージュ 文字を消した写真に差し替える
一度に大量に載せた 数十枚を一度に載せず、日をあけて少しずつ
成人向け・暴力的と誤って判定された 水着、肌の多い施術写真、刃物などは誤判定されやすい。別の構図に替える
プロフィールのほかの違反 ビジネス名にキーワードを足しているなど、ほかの違反があると写真まで通らないことがある

LocalBase に寄せられた相談では、写真が反映されない店舗のビジネス名にキーワードが複数足されていて、名前を正しく直して写真を載せ直したところ、2 日後に反映された例がありました。写真だけを何度も載せ直す前に、プロフィール全体に違反がないかを見てください(ビジネス名を参照)。

Google が選ぶ表示写真の扱い

プロフィールの一番目立つ写真は、オーナーが選んだカバー写真が必ず出るわけではありません。Google は、カバー写真の画質が低い場合や、カバーとしてふさわしくないと判断した場合は、顧客が投稿した写真が代わりに選ばれることがあるとしています。

  • カバー写真を設定していないと、ストリートビューの外観が出て、道路や向かいの建物が写っていることがあります
  • 顧客が撮った暗い店内や食べかけの料理が、店の顔になっていることもあります
  • 写真の並び順は、オーナーが並べ替えることはできません

対策は次のとおりです。

  1. 管理画面ではなく、表側(Google 検索とマップ)で定期的に確かめる。スマホとパソコンの両方で、店名で検索して見ます
  2. カバーが替わっていたら、より明るく、店舗が分かる写真をカバーに設定し直す
  3. 外観・店内・料理など、Google が選びそうな種類の写真を、質の高いもので充実させる

ユーザーの写真

顧客もプロフィールに写真を載せられます。オーナーは、ユーザーの写真を自由に消すことはできません。

  • ポリシーに違反する写真(個人が特定できる顔が同意なく写っている、店舗と関係がない、不適切な内容など)は、写真を開いて報告し、削除をリクエストできます
  • 古いだけの写真(改装前の店内、終わったメニュー)は、違反ではないので消えにくいものです。新しい写真を増やして目立たなくします。メニューの写真については、Google は古い・正しくないものの削除をリクエストし、正しいものを載せ直すよう案内しています
  • 顧客の写真は、実際の様子を知る手がかりとして見られています。良い写真が増えるよう、映える席やメニューを用意するのも一つの方法です

業種ごとの注意

  • 医療・クリニック・整骨院: 外観や待合室だけでなく、院長やスタッフの顔が分かる写真をカバーや上位に置くと、安心感につながります(LocalBase が支援している医療機関での経験から勧めている方法です)。医療機器・医薬品を主役にした写真は、Google の制限されているコンテンツに触れるおそれがあります。治療の前後の写真は、医療広告ガイドラインで、内容やリスクの説明なしに使うことが制限されています
  • 美容・エステ: 仕上がりの写真は、顧客の同意を得たうえで、加工をしないものを使います。施術前後の比較は、効果を保証するような見せ方を避けます
  • 飲食店: 料理・店内・外観をそろえます。お酒が写り込むのは問題ありません(Google のポリシーでも、メニューの画像や、お酒が主な被写体でない写真は除外されています)。ただし、お酒の割引をうたう画像は制限の対象です
  • 不動産: 店舗(事務所)の外観と店内を載せる欄です。物件の写真を大量に載せるのは、店舗の写真として関係が薄くなります
  • 訪問型のサービス: 作業中の様子、車両、スタッフの写真が、店舗の外観の代わりになります

複数店舗の場合

  • 店舗ごとに、その店舗で撮った写真を使います。全店舗に同じカバー写真を使うと、重複として拒否されやすいと Whitespark は報告しています。ブランド共通のロゴは問題ありません
  • 店舗が 10 か所以上あれば、Google のスプレッドシートで写真を一括アップロードできます
  • 店舗の担当者に撮影を任せるときは、「外観 3 枚・店内 3 枚・商品 3 枚」のような撮影の手順書と、撮ってはいけないもの(顧客の顔、他社のロゴ)を渡しておきます

チェック項目

  • カバー写真とロゴを設定した
  • 外観・店内・商品(料理・サービス)・スタッフを、それぞれ 3 枚以上載せた
  • すべて自分で撮った写真で、ストック写真や AI 生成の画像を使っていない
  • 文字・枠・コラージュを入れた画像を使っていない
  • JPG か PNG で、10 KB〜5 MB に収まっている
  • 表側(検索とマップ)で、実際に出ているカバー写真を確認した
  • ユーザーの写真に、ポリシー違反のものがないか確認した
  • ジオタグのための作業やツールにお金をかけていない

よくある質問

Q. 写真は何枚あればよいですか? 決まった枚数はありません。Google の目安(種類ごとに 3 枚以上)をそろえたら、季節の商品や改装などに合わせて少しずつ足していきます。LocalBase では、更新の目安として週 1 枚以上、飲食店は週 2〜3 枚を勧めています。

Q. プロのカメラマンに撮ってもらうべきですか? 外観・店内・カバーは、明るく撮れるならスマホでも十分です。加工で見栄えを作るより、明るい時間に、片付けてから撮ることの方が効果があります。

Q. 写真の並び順を変えられますか? 変えられません。オーナーが一覧で見るときは新しい順に並びますが、プロフィールで目立つ写真は Google が選びます。

関連するページ

出典

LocalBase なら、複数店舗の Googleビジネスプロフィールの更新・投稿・クチコミ返信をまとめて行えます。新規無料登録から15日間、有料プランの全機能をお試し頂けます。

無料登録して今すぐ利用開始

初期設定へ戻る

無料登録して今すぐ利用開始