GBP の商品の登録|登録できる業種、価格とリンクの入れ方、規制のある商品、表示されないとき

最終更新 LocalBase 編集部監修: 寺師 岳見
効果の目安マップ低通常検索低AI 検索中見方

結論: 商品は、写真で見せると来店につながる代表的な品を、正確な名前・価格・リンク付きで載せる欄です。順位への効果は小さいので、全商品を載せるより、主力や季節の品を絞って整えます。お酒・医薬品・医療機器・未承認のサプリメントなどの規制のある商品は載せられず、1 つの違反で全商品が消えることがあります。日本では商品の自動登録の仕組みは使えず、手作業での登録が基本です。

商品の効果はどれくらいか

  • Whitespark の Darren Shaw は、2025 年の格付けで、商品エディタで登録した商品を「順位には直接影響しないが、成約と見え方を高める」段階に置いています。Merchant Center(Google の商品データの管理画面)から連携した商品は、商品名での検索の順位に影響するとして一段上の評価です
  • 商品は、プロフィールを開いた人に「何が買えるか」を見せる欄です。写真と価格があると、来店前の不安が減ります
  • 2026 年 8 月に日本で始まった「マップに相談」のように、AI が「〇〇を売っている近くの店」を答える使われ方では、商品の情報が材料になる可能性があると考えられます

登録できる業種

Google は、商品エディタを次のビジネス向けとしています。

  • 実店舗で、物理的な商品を販売している
  • または、次のいずれかに当てはまる: 商品をオンラインで買えるサイトがない、商品にバーコードがない、在庫の最新データがない

ほかの形で見せる方がよいものについては、Google は次のように案内しています。

扱うもの 使う欄
飲食店の料理 メニュー(メニューを参照)
サービス(施術、修理、相談など) サービス(サービスを参照)
体験(ツアー、教室など) チケットとアクティビティ
バーコード付きの商品(小売) ローカル在庫アプリ(対象国のみ。後述)

業種によって欄が出ない

商品の欄([商品を編集])は、カテゴリによって出たり出なかったりします。LocalBase が以前 Google のサポートに確認したところ、同じカテゴリでも出る店舗と出ない店舗があるという回答でした。欄が出ないときは、商品を扱う実態に合う追加カテゴリがないかを確かめます。カテゴリを商品のために足すのは本末転倒なので、実態に合う場合に限ります。

サービスの業種で商品を使うときの注意

これまで、クリニックや整骨院などが、治療・施術のメニューを写真付きで見せるために商品の欄を使う例は多くありました。LocalBase が支援している医療機関でも使われてきた方法です。

ただし、Google の案内では商品エディタは「物理的な商品」のためのものです。2025〜2026 年には、賃貸住宅の間取り図を商品として載せる使い方が受け付けられなくなったと海外で報告されており、用途に合わない登録は今後も整理される可能性があります。また、商品エディタで送る商品はショッピング広告のポリシーに準拠する必要があり、このポリシーは修理などの、有形の商品の所有に至らないサービスを掲載の対象外としています。治療・施術・修理はサービスの欄に登録し、様子を写真で見せたいときは写真や投稿を使います。

登録のやり方

Google は次の手順を案内しています。

  1. ビジネス プロフィールの登録に使った Google アカウントでログインする
  2. Google 検索でビジネス プロフィールを開き、[商品を編集]を選ぶ
  3. 表示される欄に入力する
  4. [公開]を選ぶ

Merchant Center がすでにリンクされている場合は、[商品を編集]から Merchant Center で管理する案内が出ます。

入力欄と上限の目安

項目 必須か 上限の目安 書き方
写真 必須 写真の仕様に準じる 商品だけが写った明るい写真。文字入りのチラシ画像は避ける
商品名 必須 58 字程度(入力欄の上限の目安。公式の記載なし) 店頭の表記どおり。容量・サイズが選ぶ決め手なら入れる
カテゴリ 必須 自由に作成 「焼き菓子」「季節の限定品」のように、顧客が探す分け方で
価格 任意 単一の価格か、価格の幅 税込みで。変動する品は幅で示すか空欄に
説明 任意 1,000 字程度(同) 素材、サイズ、用途、取り置きの可否
ボタンとリンク 任意 なし 「オンライン注文」「購入」「詳細」などのボタンと、その商品のページの URL

商品名と説明の上限は、公式ヘルプに明記がなく、管理画面の表示と国内の実務者の報告に基づく目安です。

カテゴリ・価格・リンクのコツ

  • カテゴリは 3〜6 個程度に: 1 商品 1 カテゴリのように細かく分けると、一覧が見にくくなります。「定番」「季節限定」「ギフト」のように、選ぶときの基準で分けます
  • 価格は店頭と一致させる: 値上げのたびに直し漏れが出やすい項目です。価格改定の手順に「GBP の商品」を入れておきます
  • リンクは商品ごとのページへ: トップページに飛ばすと、顧客がもう一度探すことになります。オンラインで買えない商品は、取り置きや問い合わせのページにつなぎます
  • ボタンを「購入」にするなら、そのページで買えること: 買えないページにつなぐと、顧客の不満の元になります

何を載せるか

LocalBase では、商品は特徴的な品や新商品に絞り、すべての品ぞろえは載せないことを勧めています。数百点を載せても見られるのは上の方だけで、価格の管理が追いつかなくなるためです。

業種 載せるとよいもの
ベーカリー・洋菓子店 看板商品、季節の限定品、ホールケーキ(予約の要否を説明に)
花屋 価格帯ごとの花束・アレンジメントの例
自転車店・家電店 主力のモデル(修理の受付はサービスの欄に)
雑貨店・セレクトショップ 扱いのあるブランドの代表的な品
眼鏡店 フレームの価格帯、レンズの種類
中古車販売 在庫が頻繁に変わるため、商品よりWebサイトの在庫ページへのリンクが向いている

規制のある商品

Google は、商品エディタで送る商品はショッピング広告のポリシーに準拠する必要があるとし、次のような規制対象の商品やサービスに関するコンテンツを禁止しています。

  • アルコール
  • タバコ関連商品(電子タバコを含む)
  • ギャンブル
  • 金融サービス
  • 医薬品
  • 未承認のサプリメント
  • 健康機器、医療機器

違反する商品を送ると、違反していない商品も含めて、商品の一覧全体が削除されることがあると Google は明記しています。

日本で起きやすいのは、次のような登録です。

× 規制に触れやすい登録 ○ 代わりの方法
酒販店・ワインショップが、日本酒やワインを商品に登録 店内の写真や、写真の欄で品ぞろえを見せる(お酒が写り込むのは問題ない)
薬局・ドラッグストアが、医薬品を商品に登録 調剤や相談の受付をサービスで示す
クリニックが、医療機器や薬の名前を商品名に 治療のメニューはサービスで、効果の断定をしない説明で
エステ・ジムが、サプリメントや健康機器を販売 物販は載せず、施術・プログラムをサービスで
保険代理店が、保険の商品を登録 相談の受付をサービスで

表示されない・不承認になるとき

状況 原因と対処
[不承認]と出た 商品を開くと理由と該当するポリシーが表示される。直して保存すると、24 時間以内に自動で再審査される
理由に納得できない 商品を選び、[問題に移動]→[審査をリクエスト]。実際に違反している商品で何度もリクエストすると、一時的にリクエストできなくなる
すべての商品が急に不承認になった プロフィールが停止されると、全商品が不承認になる。復旧すると 5 日以内に戻る。停止されていないのに全商品が不承認になったときは、Google に問い合わせる
公開まで数日かかる LocalBase が支援している医療関係のカテゴリでは、登録から表示まで数日かかることがあった(審査が入っていると考えられる)
載せた商品が消えた 商品とサービスに同じ内容を登録していると、片方が消されることがあった(LocalBase の観察)
商品の欄が表示されない 業種(カテゴリ)によっては欄が出ない。オーナー確認が済んでいないと表示されない

表示されるのは主にGoogle 検索のビジネス プロフィールです(Google はこう案内しています)。マップのアプリでは、業種や端末によって目立たない場所に出るか、出ないことがあります。

日本での自動登録の状況

海外では、商品を自動でプロフィールに載せる仕組みがありますが、2026 年 10 月時点では日本は対象外です。

仕組み 内容 日本
ローカル在庫アプリ(旧 Pointy) POS システムやバーコードスキャナと連携し、売れた商品を自動で載せる 対象は米国・カナダ・英国・アイルランド・オーストラリア。日本は対象外
配送パートナーの在庫 Instacart・DoorDash・Uber Eats などの在庫を自動で表示 上と同じ仕組みの一部。日本での提供は確認できない
Product Studio(AI で商品の背景を作る) 商品エディタで画像の背景を生成 米国の販売者のみ

日本で商品を見せる方法は、次の 2 つです。

  1. 商品エディタで手作業で登録する(このページの方法)
  2. Merchant Center に商品データを送り、ビジネス プロフィールとリンクする: EC サイトと実店舗の両方を持つ小売では、Merchant Center で商品と店舗の在庫を管理する方法があります。使える機能や条件は Merchant Center のヘルプで確認してください

複数店舗の場合

  • 商品エディタは店舗ごとの登録になるため、店舗数が多いほど手間がかかります。全店舗で共通の商品は少数に絞り、名前・カテゴリ・価格を本部で決めてから各店舗に入れます
  • 店舗によって扱いや価格が違う商品は載せないか、店舗ごとに確認してから載せます
  • 大手の小売で品数が多い場合は、Merchant Center での管理を検討します
  • 規制のある商品を 1 店舗でも誤って載せると、その店舗の商品が全部消えることがあります。登録のルールに「載せてはいけない商品」を明記します

チェック項目

  • 商品の欄を物理的な商品だけに使い、施術・修理などはサービスの欄に登録している
  • 商品名・価格が店頭の表記と一致している
  • カテゴリを、顧客が選ぶ基準で少数にまとめた
  • リンクは商品ごとのページで、ボタンの種類とページの内容が合っている
  • お酒・医薬品・医療機器・未承認のサプリメント・タバコ・金融商品を載せていない
  • 商品とサービスに同じ内容を重複して登録していない
  • 不承認の商品がないか、月に 1 回は確認している

よくある質問

Q. 商品は何個まで登録できますか? 公式の上限は示されていません。順位への効果は小さいので、数より、写真と価格が正確な代表的な品をそろえることを優先します。

Q. チラシの画像を「商品」として載せてもよいですか? チラシは商品ではないので、商品の欄には合いません。期間限定の案内は投稿で行い、商品の欄には個々の商品を載せます。

Q. 在庫がなくなった商品はどうすればよいですか? しばらく扱わない品は、顧客が来店して空振りしないよう削除します。季節の品は、時期が来たら載せ直します。

出典

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