GBP のメインカテゴリの選び方|業種別の具体例、よくある違反、変更の手順

最終更新 LocalBase 編集部監修: 寺師 岳見
効果の目安マップ高通常検索低AI 検索中見方

結論: メインカテゴリは、①狙う検索語を決め、②その検索語の上位店のメインカテゴリを店名検索で確かめて集計し、③自店の実態と資格に合う中から選び、④変えたら 1〜14 日かけて、決めた地点とキーワードで記録した順位を変更前と比べます。変更は一晩で順位が動くことがある分、外れたときもすぐに分かるので、落ちたらすぐ戻すのが鉄則です。検索語に近いだけのカテゴリ、併設の設備のカテゴリ、実態と違うカテゴリは選ばないでください。

メインカテゴリはどれくらい順位に影響するのか

海外の専門家への調査では、メインカテゴリはマップの順位要因の 1 位に挙げられています。Google 自身も、選んだカテゴリがローカル検索の順位に影響すると明言しています。

影響の速さと大きさは、検証からも分かります。

事例 結果
空調業者が、メインを「エアコン修理」から近い別のカテゴリ(エアコン工事業者)に変更 一晩で 1 位から 31 位に。すぐ戻して約 2 週間で 1 位に回復(Sterling Sky)
弁護士が、メインを保険専門から交通事故専門に変更 事故関連の検索で順位が大きく改善(Sterling Sky)
追加カテゴリに労働問題の弁護士を追加 48 時間以内に、関連する検索語で順位が大きく改善(Sterling Sky)

「近いカテゴリなら大差ないだろう」という感覚は危険です。似たカテゴリでも、Google の中では別の業種として扱われます。

カテゴリで変わるもの

メインカテゴリは順位だけでなく、プロフィールで使える機能や表示も決めます。Google のヘルプでは、次のように説明されています。

変わるもの 内容
表示される検索 メインが「ピザレストラン」なら、「レストラン」「イタリアン」「ピザ」の検索にも出る可能性がある
使える機能 ホテルは評価やアメニティの一覧、レストランはオンライン注文・予約・メニューのリンクやメニューの品目、健康・美容の業種は予約ボタンやサービスのメニューを使える
既定のサービス カテゴリごとに Google が用意したサービスの項目が選べる(後述)
属性 選べる属性(バリアフリー、支払い方法、テイクアウトなど)がカテゴリで変わる
ラベル 業種によっては、カテゴリがビジネスのラベルの割り当てにも使われる

LocalBase が支援している店舗では、飲食のカテゴリと飲食以外のカテゴリを両方設定していると、メニューとサービスの両方の欄が出ることがありました。逆に言えば、カテゴリを変えると、それまで使っていた欄が消えることがあるということです。変更前に、メニュー・サービス・商品・属性の内容を控えておきます。

Google は検索語をカテゴリに結び付けている

Google は、検索された言葉を、関係の深いカテゴリに結び付けて結果を出しています。LocalBase 編集部が 2026 年 10 月に Googleマップの検索結果を調べたところ、次のような結び付きが見られました(数字が大きいほど結び付きが強い)。

検索語 結び付いていたカテゴリ
整骨院 新宿 接骨院 0.69 / 整体 0.51 / 鍼灸院 0.32 / 指圧・マッサージ 0.31
歯医者 新宿 歯科医院 0.58 / 矯正歯科 0.43 / 歯科医院(別のカテゴリ) 0.39 / 美容歯科医 0.29
内科 新宿 クリニック・医院・診療所 0.67 / 内科医 0.49
ラーメン 新宿 ラーメン屋 0.93
パーソナルジム 新宿 パーソナル トレーナー 0.72 / スポーツジム 0.54
税理士 新宿 コンサルタント 0.48 / 税理士 0.44 / 税理士(別のカテゴリ) 0.43 / 法律・税務サービス 0.35
社労士 新宿 コンサルタント 0.80 / 企業経営コンサルタント 0.33 / 法律・税務サービス 0.33
不用品回収 世田谷 廃棄物リサイクル業 0.77 / ゴミ収集サービス 0.52

「整骨院」で検索されても、Google が結び付けているのは「接骨院」や「整体」のカテゴリです。「社労士」のように、その業種の名前のカテゴリがそもそもない場合は、近い一般的なカテゴリ(ここでは「コンサルタント」)に結び付けられています。検索語とカテゴリ名は同じとは限らないので、検索語から逆算してカテゴリを選ぶ必要があります。

競合のメインカテゴリの正しい調べ方

マップで見える業種名は、メインカテゴリとは限らない

Googleマップで店名の下に表示される業種名は、検索語に合わせて並び替えられています。編集部の調査では、ある整骨院は次のように表示が変わりました。

検索した言葉 店名の下に最初に出た業種名
整骨院 接骨院
整体 整体
鍼灸 鍼灸院
店名 整体(この店のメインカテゴリ)

ほかの業種でも同じです。「葬儀 世田谷」で上位に出た葬儀社は、店名の下に「火葬業」が最初に出ていましたが、店名で検索するとメインは「葬儀サービス」でした。業種名で検索した結果を見て「上位の店はみんな○○がメインだ」と判断すると、間違えます。メインカテゴリは、その店の名前で検索して確かめます。

ツールを使う

追加カテゴリは Google の画面に表示されないため、競合の追加カテゴリまで調べるには、ブラウザの拡張機能がほぼ欠かせません。メインカテゴリも、上位の店をまとめて確かめられます。日本でも使えます。

ツール できること
GMB Everywhere マップ上で競合のメインと追加のカテゴリを表示
GMBspy 店舗のピンにカーソルを合わせると、メインと追加カテゴリを表示
Pleper(拡張機能) 検索結果の上位店のカテゴリを集計

ここで紹介するのは、カテゴリを調べる用途だけです。拡張機能の表示は、Google の画面の変更で一時的にずれることがあります。大事な判断の前には、何店かを店名検索で突き合わせてください。

決める手順

新宿の整骨院を例にとると、次のように進めます。

  1. 狙う検索語を 3〜5 個決める: 「整骨院」「接骨院」「整体」「鍼灸」「骨盤矯正」など。キーワードプランナーなどで検索の多さを比べ、来院につながる順に並べます
  2. 各検索語の上位 20 店のカテゴリを集計する: 編集部の調査では「整骨院 新宿」の上位 20 店のメインカテゴリは、整体 13 店・接骨院 7 店でした。追加カテゴリは、整体 19 店・接骨院 15 店・鍼灸院 9 店・指圧・マッサージ 9 店・カイロプラクティック 6 店
  3. 自店の実態に合うものから選ぶ: 保険診療(柔道整復)が中心なら「接骨院」、自費の施術が中心なら「整体」というように、何で来院されているかと資格で決めます。新宿の整骨院の多くがメインを「整体」にしているのは、自費の検索を取りにいっているためと考えられます
  4. 変更前の順位を記録しておく: 店舗・最寄り駅・商圏の住宅地など、顧客が検索しそうな地点とキーワードを決めて、変更前の順位を記録します。店舗の前で 1 回検索した順位だけでは、効果は分かりません(順位の計測)
  5. 1 か所だけ変えて、1〜3 日後・7 日後・14 日後に測る: メインと追加を同時に変えると、どの変更で順位が動いたのか分からなくなります。大きく落ちたらすぐ元に戻します。カテゴリを変えると選べる既定のサービスも変わるので、変更後にサービスも見直します

カテゴリ名は、業種によっては思いもよらない名前になっています。「整骨院」「整体院」「学習塾」「社会保険労務士」といったカテゴリは存在しません。業種ごとの実在するカテゴリ名は、業種別のカテゴリ名の早見表にまとめています。

迷ったときの判断の基準

上位店の集計で 2 つのカテゴリが拮抗するときは、次の順で考えます。

  1. 資格・許認可と合っているか: 柔道整復師がいないのに「接骨院」、医師がいないのに「クリニック・医院・診療所」は選べません。実態と違うだけでなく、業種によっては法令上の問題にもなりえます
  2. 売上の中心はどちらか: 来店・問い合わせの半分以上を占める事業をメインにします。少ない方は追加カテゴリへ
  3. Webサイトの説明と合っているか: Google はWebサイトやネット上の情報からもカテゴリを判断しています。サイトのトップや店舗ページの見出しが「整体院」なのにメインが「接骨院」だと、Google の判断と食い違い、カテゴリを書き換えられる原因にもなります
  4. より具体的な方: Google は「中心となる事業内容に該当する最も具体的なカテゴリ」を選ぶよう案内しています。「サロン」より「ネイルサロン」、「レストラン」より「ラーメン屋」です

業種別の選び方の具体例

表の「上位店のメイン」は、編集部の調査(2026 年 10 月 2 日、東京の地名を含む検索語の上位 20 店。メインは店名検索で確かめる方法による)の結果です。

業種 メインの候補 上位店のメイン(編集部調べ) 選び方の基準
整骨院・接骨院 接骨院 / 整体 / 鍼灸院 「整骨院 新宿」整体 13・接骨院 7 保険(柔道整復)中心なら接骨院、自費中心なら整体。鍼灸が中心なら鍼灸院
歯科 歯科医院 / 矯正歯科 / 小児歯科医 「歯医者 新宿」歯科医院 12。「小児歯科 世田谷」でもメインが小児歯科医は 3 店だけ 一般歯科があるなら歯科医院(dentist の方)。矯正専門の医院だけが矯正歯科をメインに
美容室・理容 美容院(2 種類)/ 理容店 「美容院 世田谷」美容院(hair_salon)19 理容師法の理容所なら理容店。メンズ専門の美容室は上位店の使い方を見て 2 種類の美容院から選ぶ
飲食 ラーメン屋 / 居酒屋 / 焼肉店 など料理の種類 「ラーメン 新宿」ラーメン屋 20 一番の看板料理のカテゴリ。「レストラン」「和食店」のような広いカテゴリはメインにしない
クリニック クリニック・医院・診療所 / 内科医 / 皮膚科医 など 「内科 新宿」クリニック・医院・診療所 7・内科医 7 標榜する主な診療科。複数の科を同じくらい診るなら「クリニック・医院・診療所」
不動産 不動産仲介業 / 不動産店 / 不動産管理会社 「不動産 新宿」不動産仲介業 18 賃貸・売買の仲介が中心なら不動産仲介業。管理中心なら不動産管理会社(property_management_company の方)
士業 弁護士 / 税理士 / 司法書士 / 行政書士 「弁護士 新宿」弁護士 11・法律事務所 7。「税理士 新宿」税理士 19(2 種類のうち tax_consultant 16)。「司法書士 新宿」司法書士 19 資格の名前のカテゴリ。社労士はカテゴリがなく、上位店は「コンサルタント」10 店などに分かれていた
学習塾 受験予備校 / 学習センター / 家庭教師業 「学習塾 世田谷」受験予備校 18〜19 集団・個別の塾は受験予備校が主流。そろばん・幼児教室は学習センター(「そろばん 世田谷」で 14 店)
ジム スポーツジム / パーソナル トレーナー / ピラティス スタジオ 「パーソナルジム 新宿」パーソナル トレーナー 19 マシンを自由に使う会員制はスポーツジム、マンツーマン指導はパーソナル トレーナー
小売 商品の種類の店(ドラッグストア、メガネ店、古着屋など) 「ドラッグストア 新宿」ドラッグストア 19。「メガネ 新宿」メガネ店 20。「古着 下北沢」古着屋 20 売り場の中心の商品。調剤がある場合も、店の主体がドラッグストアならドラッグストア
宿泊 ホテル / ビジネスホテル / 旅館 / ホステル / カプセルホテル 「ホテル 新宿」ホテル 10・カプセルホテル 5・ホステル 3。「旅館 浅草」旅館 19 施設の形態で選ぶ。ドミトリー中心ならホステル、和室中心で食事付きなら旅館

小売は、店名に業種が入っていないことが多く、カテゴリの影響が特に大きい業種です。LocalBase が支援しているアパレルの店舗では、入力欄に「服」と入れるだけでも多くの候補が出るため、主力の商品(婦人服、子供服など)に合うものをメインに、雑貨・アクセサリー・ギフトなど実際に扱っているものを追加カテゴリに入れるよう案内しています。

LocalBase が支援している医院・クリニックでは、登録したときのカテゴリ(「歯科医院」だけ、など)のまま見直していないことがよくあります。歯科には小児歯科医・矯正歯科・美容歯科医・歯周病専門医・インプラント歯科医などの細かいカテゴリがあり、メインは一般の歯科医院のまま、専門分野を追加カテゴリで補うと、表示される検索が広がります。

同じ名前のカテゴリに注意

日本語のカテゴリには、同じ名前なのに中身が違うカテゴリが 70 組以上あります(2026 年 10 月 2 日にカテゴリの ID まで載っている一覧で数えたところ 75 組)。例えば「歯科医院」「美容院」「税理士」「保険代理店」「自動車整備工場」「不動産管理会社」「学習センター」「保育園」は、同じ名前のカテゴリがそれぞれ 2 つあり、「公認会計士」は 3 つあります。管理画面では見分けがつかないため、上位店がどちらを使っているかを、カテゴリ一覧のサイト(カテゴリの ID まで載っているもの)で確かめて合わせるのが確実です。

カテゴリの ID まで載っている一覧のサイトでは、カテゴリごとに、Google がデータとして定めている「サービスの種類」の数も見られます。例えば 2 つある「税理士」は、片方(tax_consultant)にだけサービスの種類が定められていました。中身を見分ける手がかりになります。ただし、この数が管理画面に出る既定のサービスの一覧と一致するとは限らないので、最終的には管理画面で確かめてください。

よくある違反

Google は、カテゴリについて次のように定めています。

  • 中心となる事業を示すカテゴリを、できるだけ少なく選ぶ
  • カテゴリは「事業に何が含まれるか」ではなく「事業が何であるか」で選ぶ。提供するサービス、販売する商品、保有する設備を示すものではない
  • キーワードそのもの、または事業の属性を示すカテゴリは使わない
  • 近隣や関連する別の事業、自分の事業所内にある別の事業のカテゴリは使わない

実務でよく見る違反は次のとおりです。

× よくある違反 ○ 正しい考え方
「インプラント」の検索で上に出たいので、一般歯科が中心の医院のメインを「インプラント歯科医」にする メインは歯科医院。インプラントは追加カテゴリとサービスで示す
テイクアウト中心の丼の店が「テイクアウト」「宅配/出前」をメインにする 何の店かを示すカテゴリ(丼物店、牛丼屋、海鮮丼専門店など)。テイクアウトは属性や営業時間の詳細で示す。Google のガイドラインでも、宅配ピザ店の正しいカテゴリは「宅配ピザ」で、「テイクアウト」「宅配/出前」は誤りとされている
プール付きのホテルに「水泳プール」、マシンのあるジムに「水泳プール」を入れる 設備はカテゴリにしない。Google の例でも、プール付きのモーテルに「水泳プール」は誤り
ホテルの中のレストラン、スーパーの中の薬局を、ホテルやスーパーのプロフィールのカテゴリにする Google は、ホテル内のレストラン・カフェ・バー、スーパー内の薬局などはプロフィールを分けて、それぞれ別の名称にするよう定めている
別の会社が運営するカフェが入っているジムに「カフェ」を入れる カフェには独自のプロフィールが必要。ジムのカテゴリには入れられない
コンビニに「ATM」、書店に店内のコーヒー店の「コーヒー ショップ」を入れる 店内の別の事業者の事業は入れない(Google のガイドラインの例)
柔道整復師がいない整体院が、検索が多いからと「接骨院」をメインにする 資格に合う「整体」。実態と違うカテゴリは停止の理由になるうえ、名称によっては法令上の問題にもなりうる
美容外科が「整形外科医」(骨・関節の整形外科)を選ぶ 美容外科医、形成外科クリニックなど。名前の似た別の科と取り違えない
水道の修理業者が「水道事業会社」を選ぶ ID(water_utility_company)を見ると、本来は水道の供給事業者を指すカテゴリと考えられる。修理なら「配管工」が実態に近い(後述)

最後の例は、判断が難しいところです。編集部の調査では、「水道修理 世田谷」の上位 20 店のうち 13 店が「水道事業会社」をメインにしており、Google もこの検索語を「水道事業会社」に結び付けていました(0.53。「配管工」は 0.25)。順位だけを見ると有利に見えますが、カテゴリの本来の意味と実態がずれている状態で、Google がカテゴリの意味づけを見直せば、まとめて順位を失うおそれがあります。上位店の多数派が、必ずしも正しいカテゴリとは限らないことを覚えておいてください。

カテゴリと既定のサービスの関係

サービスの欄には、Google が業種ごとに用意した「既定のサービス」が出ます。この一覧は、設定しているメインカテゴリと追加カテゴリによって変わります。

  • メインを変えると、それまでのカテゴリの既定のサービスが外れ、新しいカテゴリの既定のサービスが選べるようになることがあります。変更後は必ずサービスの一覧を開き、提供しているものを選び直します
  • 既定のサービスは、検証で順位にはっきり影響することが分かっている項目です。メインを決めるときは、そのカテゴリで自店の主力のサービスが既定のサービスとして選べるかも判断材料になります
  • カテゴリにない個別のメニュー(骨盤矯正、縮毛矯正、相続の相談など)は、カテゴリを無理に探すより、サービスで示すのが筋です

変更の手順と注意

Google が案内している手順は次のとおりです。

  1. Google 検索やマップでビジネス プロフィールを開き、[プロフィールを編集]を選ぶ
  2. [業種]の横の編集アイコンを選ぶ
  3. [メインカテゴリ]にカテゴリ名を入力し、表示されたリストから選ぶ(独自の業種は作れない)
  4. [保存]を選ぶ

注意点は次のとおりです。

  • 再度のオーナー確認を求められることがある: Google は、カテゴリを追加・編集するとオーナー確認をやり直すよう求められる場合があると明記しています。大きく業種が変わる変更ほど起きやすいので、繁忙期の直前は避けます
  • 反映までの審査: 変更がすぐに表示されず、審査中になることがあります。数日たっても反映されないときは、Google による更新で別の内容に戻されていないかも確かめます
  • 記録を残す: いつ、何から何に変えたかを記録しておきます。順位や問い合わせが動いたときに、原因を切り分けられます
  • 候補に出ないときは表記を変える: 「ヨガ スタジオ」と「ヨガスタジオ」のように、空白の有無だけが違う別のカテゴリもあります。入力する語を変えると、別の候補が出てきます

よくある失敗と戻し方

失敗 戻し方・防ぎ方
近いが弱いカテゴリに変えて急落 すぐ元に戻す。2 週間ほどで回復した例がある
同じ名前の別カテゴリを選んでいた カテゴリの ID を確かめ、上位店に合わせる
実在しない名前を探して、似ているだけのカテゴリを選んだ 実在するカテゴリ名で選び直す
同じ住所に、同じメインカテゴリのプロフィールが 2 つある(医院と医師個人、本体と部門など) 両方の順位が下がることがある。別々に登録できる実態があるなら、それぞれの実態に合うメインカテゴリにする。同じ事業の重複なら 1 つにまとめる
Google にメインを勝手に変えられた 「Google による更新」を拒否して設定し直す(対処の手順)。Webサイトの説明もカテゴリに合わせる
変更が「ビジネスの内容が変わった」として承認されない 2025 年ごろから増えている。再審査を請求するか、サポートに実態を示す資料を出す
変更のあとにオーナー確認を求められた・停止された 大きく業種が変わる変更ほど起きやすい。変更前に順位と問い合わせ数を記録しておく(停止からの回復)
メインを変えたら、メニューやサービスの欄が消えた 新しいカテゴリで使える欄に入れ直す。変更前に内容を控えておく

カテゴリの改廃への対応

Google は、カテゴリをときどき追加・削除しています。カテゴリの ID まで載っている一覧のサイトの更新履歴では、2025〜2026 年に次のような動きがありました。

時期 動き
2025 年 4 月 「学校」が削除
2025 年 8 月 「丼物店」が追加
2025 年 9 月 「保険代理店」が追加(既存の「保険代理店」と同じ名前の別のカテゴリになった)
2026 年 6 月 「在宅ケアサービス」が追加
2026 年 8 月 「広告代理店」「郵便配達業者」「運送会社」が削除

対応の仕方は次のとおりです。

  • 使っていたカテゴリが削除されたら: 近い意味のカテゴリを、上位店の使い方を見て選び直します。編集部の調査では、削除されたはずの「学校」が残っている保育園や、「運送会社」(削除済み)と結び付いた検索語もありました。削除後もしばらく表示が残ることがあるため、管理画面で今のカテゴリが何になっているかを確かめます
  • より具体的なカテゴリが追加されたら: 例えば丼物が看板の店は「和食店」より「丼物店」の方が具体的です。ただし新しいカテゴリは上位店の使用例が少なく、効果が読めません。1 店舗で試してから広げます
  • 同じ名前のカテゴリが増えたら: 「保険代理店」のように、後から同じ名前のカテゴリが増えることがあります。自店がどちらを使っているかを ID で確かめておきます
  • 点検の頻度: 半年に 1 回、または上位店の顔ぶれが変わったときに、カテゴリの一覧と上位店の使い方を見直します

季節や、近くの店舗とのすみ分け

  • 季節で主力が変わる業種: 海外では、季節に合わせてメインを入れ替えて成果を出した例があり、数十件を入れ替えても停止がほとんどなかったという報告もあります。一方で、変更のたびに確認や停止のリスクはあります。行うなら需要が立ち上がる数週間前に、1 か所だけ変えます
  • 近くに同じブランドの店舗がある: 同じ住所や近い場所に同じメインカテゴリの店舗があると、どちらかが表示されにくくなることがあります。実態に合う範囲で、メインカテゴリを分けることを検討します

複数店舗の場合

Google は、同じサービスを提供するビジネス拠点は、すべて同じカテゴリにするよう定めています。サブブランド、部門、営業形態(小売・配送センター・事務所など)が違う場合は、その下位のグループの中でそろえます。

本部での決め方とそろえ方の流れは次のとおりです。

  1. 業態ごとにグループを分ける: 通常店・専門店・小型店、直営と FC など、提供している内容が違うグループを洗い出します
  2. グループごとにメインと追加の標準を決める: 代表的な数店舗で上位店の集計をし、グループの標準カテゴリを決めます
  3. 例外は申請制にする: 地域の事情で別のカテゴリを試したい店舗は、本部に申請して 1 店舗で試し、効果が出たらグループ全体に広げます。店舗の担当者が個別に変えると、同じブランドの中でカテゴリがばらばらになります
  4. 一括で反映し、定期的に点検する: ビジネスプロフィール マネージャのスプレッドシートでの一括編集や、管理ツールで反映します。Google による書き換えや、店舗の担当者による変更が起きていないか、月に 1 回は全店舗のカテゴリを一覧で確かめます

全店でそろえる項目と店舗ごとに変える項目の分け方は店舗名・情報の統一ルールを参照してください。

LocalBase では、店舗情報の一括更新で全店舗のカテゴリをそろえ、Google による変更の通知でカテゴリの書き換えにすぐ気付けます。

チェック項目

  • 狙う検索語を決め、上位店のメインカテゴリを店名検索で確かめた
  • 選んだカテゴリが、実在するカテゴリ名で、自店の実態と資格に合っている
  • 同じ名前の別カテゴリと取り違えていない(ID で確かめた)
  • キーワードや設備、併設の別事業を表すカテゴリを選んでいない
  • Webサイトの見出しや説明が、メインカテゴリと食い違っていない
  • 変更前に、決めた地点・キーワードでの順位を記録し、メニュー・サービス・属性の内容を控えた
  • 1 か所ずつ変え、1〜14 日後に測っている
  • 変更後に既定のサービスの一覧を見直した
  • 同じ住所に、同じ事業の重複したプロフィールがない。別に登録している医師個人・部門などは、メインカテゴリが実態に合っている
  • 複数店舗では、同じ業態の店舗のカテゴリがそろっている

よくある質問

Q. メインカテゴリはいくつ設定できますか? 1 つです。ほかの事業は追加カテゴリで設定します。

Q. 変更はどれくらいで反映されますか? 早ければ当日〜翌日に順位が動きます。落ち着くまで 1〜2 週間は様子を見ます。

Q. チェーン店で店舗ごとにメインを変えてもよいですか? Google は、同じサービスを提供する店舗はすべて同じカテゴリにするよう定めています。業態が違う店舗(通常店と専門店など)は、業態ごとにそろえます。

Q. ぴったりのカテゴリがありません。 Google は、具体的なカテゴリがない場合は事業を説明する一般的なカテゴリを選ぶよう案内しています。社労士の上位店の多くが「コンサルタント」を使っているのがその例です。個別の業務はサービスとビジネスの説明で補います。独自のカテゴリを作ることはできません。

Q. 上位店がみんな同じカテゴリです。合わせるべきですか? 自店の実態にも合うなら、合わせるのが基本です。合わない場合は合わせません。違反のカテゴリで上位にいる店は、ガイドラインの確認や修正の提案で入れ替わることもあります。

Q. Google が提案してきたカテゴリは受け入れた方がよいですか? 提案はWebサイトなどの情報から作られており、実態とずれていることがあります。内容を確かめ、実態に合わなければ拒否します。

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出典

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