GBP の飲食店のメニュー・料理の注文・順番待ち|登録のやり方と、商品・サービスとの使い分け
結論: 飲食店は、メニューの全品をメニュー エディタに入れ、価格は税込みで、写真は人気の料理から付けます。メニューのリンクには自店のメニューのページを使い、宅配サービスの注文ページは入れません(ガイドライン違反)。テイクアウト・宅配は[料理の注文]で、優先する注文先を決めておきます。順番待ちは、対応する提携サービスを使っている店舗だけが設定できます。
メニューが大事な理由
- 料理名で探されたときの材料になる: 「新宿 担々麺」「渋谷 ガレット」のように料理名で探す人は多く、メニューやクチコミに同じ料理名があると、検索結果で店舗の下に理由として出ることがあります
- 来店前の不安を減らす: 価格帯と品ぞろえが分かると、店を決めやすくなります。メニューがない店は、比べる段階で外されがちです
- AI の答えの材料になる: 2026 年 8 月に日本で始まった「マップに相談」のように、「子ども向けメニューがある」「ベジタリアン料理がある」といった条件で探されるとき、メニューの情報が使われる可能性があると考えられます
メニューの登録
メニュー エディタで登録する
Google は、飲食ビジネス向けに、メニューの一覧をプロフィールに表示する機能を用意しています。
- Google 検索でビジネス プロフィールを開き、上部の[メニューを編集]を選ぶ
- [メニュー セクションを追加]で、セクション(前菜、麺類、ランチ、ドリンクなど)を作る
- [メニュー アイテムを追加]で、料理名・価格・説明を入れて保存する
- 公開した後に、アイテムごとに写真を追加できる
変更が Google 検索やマップに反映されるまで、24〜48 時間ほどかかることがあります。
Business Profile API で作ったメニューがあると、管理画面のメニュー エディタが使えないことがあると Google は案内しています。複数の店舗のメニューをまとめて更新するには、API を使う必要があります。
メニューの写真や PDF から作る(試験運用)
Google は、メニューの写真や PDF を読み込んで、AI でメニューを作る機能を試験的に提供しています。[メニューを編集]→[メニューの写真]→[写真を選択]で取り込み、[メニューを生成]を選びます。
- メニュー全体を 1 ページに収め、1 枚の写真として撮る
- ぼやけた写真や、文字と背景の差が小さい写真は読み取りを誤りやすい
- 生成されたメニューは、価格と料理名を必ず確かめてから公開する
入力のコツ
| 項目 | コツ |
|---|---|
| セクション | 顧客が選ぶ順に。「ランチ」「ディナー」「テイクアウト」のように時間帯や注文方法で分けてもよい |
| 料理名 | 店内のメニュー表と同じ名前に。分かりにくい名前なら説明で補う(例: 「大将のまかない丼(海鮮の漬け丼)」) |
| 価格 | 税込みの総額で。消費者に価格を示すときは、消費税を含めた総額の表示が義務づけられている |
| 説明 | 量、辛さ、使っている食材、アレルギーに関わる食材、提供時間の限定 |
| 写真 | 人気の料理から。明るい場所で、料理が主役になるように |
全品を載せる
Google のガイドラインでは、メニューは提供している料理や飲み物をすべて記載したものとされ、人気メニューだけのサンプルや抜粋は送信できません。LocalBase でも、メニューはできるだけ全品を載せることを勧めています。季節で変わる品は、変わるたびに更新するか、「季節の一品」のように内容が変わることが分かる名前にします。
メニューの写真と人気の料理
メニューの写真
プロフィールの[メニュー]タブには、メニュー表の写真も出ます。店舗も顧客も載せられます。
- 店舗は、[メニューを編集]→[メニューの写真]から、写真や PDF を載せられます
- 顧客が載せた古いメニュー表の写真が残っていると、値上げ前の価格を見て来店した顧客とのトラブルになります。Google は、古い・正しくない顧客のメニュー写真は削除をリクエストし、店舗が正しいものを載せ直すよう案内しています
人気の料理の名前
マップのアプリでは、料理の写真に料理名が付いて「人気の料理」として出ることがあります。料理名は店舗も顧客も付けられますが、Google は店舗が付けた名前が優先されるとしています。
- マップのアプリで店舗を開き、[メニュー]から料理の写真と名前を追加する
- 顧客が付けた料理名が間違っているときは、[情報の修正を提案]から直すか、「提供されていない」と報告する
メニューのリンク
自店の Web サイトにメニューのページがあるなら、メニューのリンクを設定します。Google は、[プロフィールを編集]→[ビジネス情報]→[連絡先]→[メニューリンク]から入れる手順を案内しています。
| ○ よいリンク | × ガイドライン違反・よくない例 |
|---|---|
| 自店の Web サイトのメニューのページ | 宅配・注文サービスの注文ページへの直接のリンク(Google が禁止している) |
| ディナーのメニューのページ(そこからランチのページへもリンクしている) | 人気の料理だけを載せたページ |
| 店舗ごとのメニューのページ | チェーンの全店共通のトップページ |
| 文字で読めるメニューのページ | Instagram の投稿や、画像 1 枚だけのページ(読みにくく、リンクの確認で外されることがある) |
制作会社や代理店がメニューのリンクを設定するときは、オーナーに知らせて同意を得る必要があると Google は定めています。
メニューのソースが複数ある(メニュー エディタ、Web サイト、提携サービスなど)ときは、[メニューを編集]の[フルメニュー]タブで、どのソースを表示するかを選べます。
料理の注文(テイクアウト・宅配)
設定のしかた
Google は、オンラインの注文の設定を次のように案内しています。
- [デリバリー&テイクアウト]で、[プロフィールで注文を受ける]をオンにする(オフにすると、提携先も自分で入れたリンクもすべて表示されなくなる)
- [料理の注文]で、注文先の一覧から、受け取り(テイクアウト)と宅配のそれぞれで優先する注文先を設定する
- 自店の注文ページは、[リンクを追加]で入れる
- 提携先のリンクを外したいときは、その注文先を選んで[リンクを削除]。提携先は、依頼を受けてから 5 営業日以内に外すことになっている
国によって、注文の選択肢は[オンラインで注文]ボタンの下に出るか、別に[注文する]のリンクとして出ます。
提携先のリンクは自動で付くことがある
宅配サービスと契約していると、そのサービスの注文ページが、店舗が設定しなくても自動で表示されることがあります。日本でも、宅配サービスの注文先が自動で並んでいる店舗が多く見られます。
- 自店の注文ページ(手数料のかからない仕組み)があるなら、それを優先の注文先にする
- 契約をやめた宅配サービスのリンクが残っているときは、削除する
注文リンクのよくある間違い
| × よくある間違い | 理由 |
|---|---|
| 短縮 URL で宅配サービスのページを入れる | Google のビジネスリンクのポリシーで、リンク短縮ツールは禁止。以前は回避策として紹介されていたが、今は違反 |
| LINE や Instagram の DM に誘導するリンク | メッセージのリンクやソーシャルメディアは、注文のリンクとして使えない |
| アプリのストアへのリンク | 使えない。Web で注文が完了するページにする |
| 注文できない店舗のトップページ | リンク先で注文が完了できる必要がある |
| チェーン本部の共通の注文ページ | その店舗専用のページにつなぐ必要がある |
| 同じドメインの注文ページを複数入れる | 1 つのドメインにつき 1 つのリンクまで |
リンクは Google が自動で確認しています。注文ページが、ボット対策(CAPTCHA、アクセスの制限)で Google の確認を通らないと、リンクが外されることがあります。
テイクアウトや宅配の時間が店内営業と違うときは、営業時間の「営業時間の詳細」で、テイクアウト・宅配の時間を別に入れます。
順番待ちリスト
順番待ちリストは、プロフィールから顧客が店の待ち列に加われる機能です。Google の案内では次の条件があります。
- レストランのみが使える
- 「Google で予約」の提携先(第三者のサービス)に登録している必要がある
- 設定は、ビジネス プロフィールの[順番待ちリスト]→[始める]から、条件を満たす提携先を選ぶ
- [順番待ちリストに加わる]ボタンを消すには、提携先への登録をやめる
日本で順番待ちに対応している提携先は、2026 年 10 月時点でも少ないとみられます。使っている順番待ちのシステムが対応しているかは、管理画面の[順番待ちリスト]で出てくる提携先と、システムの提供元に確かめてください。対応していない場合は、順番待ちのページへのリンクを Web サイトに置き、プロフィールの Web サイトから案内します。
予約の設定は予約ボタン・Google で予約を参照してください。
商品・サービスとの使い分け
| 欄 | 向いているもの | 表示の形 |
|---|---|---|
| メニュー | 飲食店の料理・飲み物の全品 | セクションごとの一覧。価格と説明、写真 |
| 商品 | 写真で見せたい特徴的な品、新商品(テイクアウトの焼き菓子、物販の調味料) | カテゴリごとの写真付きの一覧。商品ごとにボタンとリンク |
| サービス | 飲食以外の業種の提供内容(ケータリング、出張料理、料理教室など) | 名前・説明・価格の一覧 |
- 飲食店で迷ったら、メニュー: 全品を載せるのはメニュー、目立たせたい数品は商品、と分けます
- 飲食と別の業種のカテゴリを併用していると、メニューとサービスの両方が出ることがあります。料理はメニュー、ケータリングなどの事業はサービス、と分けます
- 同じ内容を重ねて載せない: LocalBase が支援している店舗では、商品とサービスにまったく同じ内容を載せると片方が消されることがありました。メニューと商品も、役割を分けておくのが無難です
- 物販でお酒(地酒の小売など)を商品に載せるのは、規制のある商品として禁止されています。店内で提供するお酒をメニューに載せるのは問題ありません
複数店舗(チェーン)の場合
- 全店舗で共通のメニューは、本部で 1 つの元データ(料理名・説明・税込み価格)を作り、そこから各店舗に反映します。店舗が多い場合は、Google の案内どおり Business Profile API で更新します
- 地域や店舗で価格が違う(空港・駅ナカの店舗など)ときは、店舗ごとの価格を入れます。共通の価格のまま放置すると、来店した顧客とのトラブルになります
- メニューのリンクと注文のリンクは、店舗ごとのページにつなぎます。全店共通のページは、ガイドラインの「専用のページ」の考え方に合いません
- LocalBase では、店舗情報の一括更新で全店舗の情報をそろえ、Google による変更の通知で、提携先などにより変わった情報に気づけます
チェック項目
- メニュー エディタに全品を、税込みの価格で入れた
- 人気の料理に写真を付けた
- 古いメニュー表の写真(顧客の投稿を含む)が残っていない
- メニューのリンクは自店のメニューのページで、宅配サービスの注文ページではない
- [料理の注文]で、優先する注文先を設定した
- 短縮 URL・LINE・SNS・アプリのストアへのリンクを使っていない
- 契約をやめた宅配サービスのリンクを削除した
- テイクアウト・宅配の時間を、営業時間の詳細に入れた
よくある質問
Q. メニューを載せると順位は上がりますか? メニューそのものの順位への効果を示した検証は見当たりません。ただ、料理名で探されたときに理由として出たり、来店を決める材料になったりするので、飲食店では必ず整えたい項目です。
Q. メニューのリンクに食べログやホットペッパーグルメのページを入れてもよいですか? ガイドラインで禁止されているのは「第三者の注文または配達サービスへの直接リンク」です。グルメサイトのメニューのページは直接の禁止には当たりませんが、自店の Web サイトにメニューがあるなら、そちらを使う方が、情報の管理も顧客の動線も安定します。
Q. 管理画面に[メニューを編集]が出ません。 メニュー エディタは飲食ビジネス向けの機能です。メインカテゴリが飲食店のカテゴリになっているかを確かめてください。API でメニューを作っている場合も、管理画面では編集できないことがあります。
関連するページ
出典
- メニュー エディタについて / レストランで人気の料理の名前を管理する / オンライン注文オプションを管理する / サービス提供事業者経由で予約を設定する(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)
- Google に掲載するビジネス情報のガイドライン / ビジネスリンクに関するポリシーとガイドライン / ローカル ビジネス リンク(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)
- 総額表示の義務付け(国税庁)
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