GBP の電話番号の設定|フリーダイヤル・携帯・050・計測用の番号の正しい入れ方

最終更新 LocalBase 編集部監修: 寺師 岳見
効果の目安マップ低通常検索低AI 検索低見方

結論: メインの電話番号は、その店舗に直接つながる番号にします。本部のコールセンターや別の店舗につながる番号は避けます。電話の計測をしたい場合は、店舗につながる計測用の番号をメインに、店舗のもともとの番号を「追加の電話番号」に入れ、公式サイトにはもともとの番号を載せます。番号は一度決めたら長く変えないことが、情報の一致を保つうえで大切です。

電話番号の役割

  • 顧客の電話ボタン: スマートフォンのプロフィールでは、電話は「ルート」と並ぶ主要な行動です
  • 情報の一致(NAP): 店名・住所・電話番号(NAP)が公式サイトやほかの媒体と一致していると、Google が同じ店舗の情報だと判断しやすくなります
  • オーナー確認: 電話や SMS でのコードの受け取りに使われることがあります
  • Google からの連絡: Google は、営業時間などを確かめるため、プロフィールの番号に自動音声の電話や SMS を送ることがあります

電話番号そのものがマップの順位を大きく動かすという検証は見当たりません。ただし、間違った番号やつながらない番号は、来店の機会をそのまま失います。

入れ方と仕様

[プロフィールを編集]→[連絡先]→[電話番号]から入れます。

  • メインの電話番号に加えて、追加の電話番号を最大 2 件入れられる
  • 携帯電話の番号も固定電話の番号も入れられる。FAX 番号は入れられない
  • 電話番号をプロフィールに表示しない設定もできる
  • 発信者に追加料金がかかる番号は使えない

Google は、ビジネス拠点に直接つながる番号を指定し、可能であれば電話総合受付センターではなく個々の拠点の番号を使うよう定めています。また、実際の拠点とは別の場所に誘導する番号は使えません。

番号の種類ごとの判断

番号 メインに入れてよいか 注意
市外局番から始まる店舗の固定電話 ◎ 最も望ましい。看板・公式サイトと同じ番号にする
携帯電話(090・080・070) ○ 個人事業や訪問型で多い。個人の携帯なら、退職や番号変更のときに困らないよう事業用の番号にする
IP 電話(050) ○ 使える。計測用の番号に多い。SMS を受けられない番号が多いので、オーナー確認の方法が限られることがある
フリーダイヤル(0120・0800) △ 使えるが、店舗に直接つながるなら。携帯からかけられない設定になっていないか確かめる。地域の番号を追加の電話番号に入れておく
ナビダイヤル(0570) △ 発信者が通話料を負担し、かけ放題の対象外になることが多い。Google の「追加料金がかかる番号」に当たるかは公式に示されていないが、顧客の負担になるのでメインには勧めない
本部の代表番号・コールセンター × に近い Google は拠点の番号を勧めている。予約を本部で受けるなら、予約のリンクや追加の電話番号で案内する
自動音声の受付だけの番号(IVR) △ 使えるが、電話でのオーナー確認のコードは自動音声では受け取れない
別の店舗・別の事業につながる番号 × 違反。電話の書き換えや停止の原因になる
FAX × 入れられない

計測用の番号の正しい入れ方

「GBP から何件電話が来たか」を正確に知るために、計測用の番号(コールトラッキング)を使う店舗があります。パフォーマンスの「通話」は、プロフィールの電話ボタンが押された回数で、実際に通話した件数とは違うためです。

入れ方

場所 入れる番号
GBP のメインの電話番号 計測用の番号(店舗に転送されるもの)
GBP の追加の電話番号 店舗のもともとの番号
公式サイト・ほかの媒体 店舗のもともとの番号

Sterling Sky などの実務者は、計測用の番号をメインに入れ、もともとの番号を追加の電話番号に残すやり方を勧めています。もともとの番号が追加の電話番号にあることで、Google はその番号もこの店舗のものだと理解できます。Google の今のガイドラインには計測用の番号についての明記はありませんが、同じ店舗につながる番号であれば、「別の場所に誘導する番号」には当たりません。

注意

  • 計測用の番号は、店舗に直接転送されるものにする。コールセンターや別の店舗に転送しない
  • 一度入れたら、計測をやめるまで変えない。番号を頻繁に入れ替えると、情報の一致が崩れる
  • ポータルや地図サービスごとに別の計測用の番号を配るのは避け、ほかの媒体にはもともとの番号を載せる(Sterling Sky の記事で、Whitespark の Darren Shaw 氏も費用に見合う効果がないとしています)
  • 公式サイトで計測したい場合は、訪問者の流入元に応じて表示する番号を切り替える仕組み(ダイナミック ナンバー インサーション)を使うと、検索エンジンにはもともとの番号を見せたまま計測できます
  • 計測サービスを解約するときは、先に GBP のメインをもともとの番号に戻す(解約で番号が止まると、電話がつながらなくなる)
  • 業者が計測用の番号を用意する場合、番号の名義が業者になっていると、解約時に番号を持ち出せないことがある。契約の前に確かめる

追加の電話番号の使い方

  • ○ 店舗のもともとの番号(計測用の番号をメインにした場合)
  • ○ 予約専用の番号、携帯の番号など、同じ店舗の別の番号
  • ○ フリーダイヤルをメインにした場合の、地域の番号
  • × 別の店舗の番号、本部の営業部門の番号

よくある失敗

失敗 起きること 直し方
全店舗に本部の代表番号を入れた 店舗ごとの問い合わせが本部に集まり、店舗に回すまでに離脱される 店舗ごとの番号にする
電話番号を変えたのに公式サイトが古いまま Google が古い番号に書き換えることがある 公式サイト・ほかの媒体を同じ日に直す
投稿の本文に電話番号を書いた 投稿が削除されることがある(Google は未確認の連絡先を含む投稿を削除することがあるとしています) 本文に番号を書かず、「今すぐ電話」ボタンを付ける
名前に電話番号を入れた(「○○ 0120-xxx」) 名前の違反。書き換えや停止 名前から外す(ビジネス名)
グルメサイトや予約サイトが発行した番号を入れた その媒体の契約が終わると番号が止まる。媒体の計測に GBP からの電話が混ざる 店舗の番号にする
営業時間中なのに電話に出られない 電話をかけた顧客が別の店に流れる 留守番電話の案内、営業時間の見直し、予約リンクの用意

Google からの電話への備え

Google は、営業時間などを確かめるために自動音声の電話をかけることがあり、答えた内容でプロフィールが更新されます(反映前の審査は最長 5 営業日)。電話を受けるスタッフに、次のことを共有しておきます。

  • Google の自動音声は、最初に Google からの電話であることと、用件を伝える
  • Google が電話で支払い情報・パスワード・確認コードを尋ねることはない
  • 「掲載を続けるには料金が必要」「確認コードを教えてほしい」という電話は詐欺
  • 自動の電話を受けたくなければ、[ビジネス プロフィールの設定]→[詳細設定]でオフにできる

業種ごとの注意

  • 医療・歯科: 予約の電話と代表の電話が分かれている場合、患者がかけるべき番号(予約)をメインにし、代表を追加の電話番号にします
  • 飲食: グルメサイトの予約用の番号ではなく、店舗の番号をメインにします。ネット予約は予約のリンクで案内します
  • 美容: 予約サイトでの予約が中心でも、電話の問い合わせを受けるなら店舗の番号を入れます
  • 訪問型: 個人の携帯を使う場合、事業用に分けておくと、スタッフの交代や番号の変更で困りません

複数店舗の場合

  • 店舗ごとに直通の番号を入れます。同じ番号を複数の店舗に入れると、顧客が迷うだけでなく、Google が別々の店舗だと判断しにくくなると考えられます
  • 本部で予約を一括して受ける場合も、メインは店舗の番号にし、本部の予約は予約のリンクや公式サイトで案内します
  • 計測用の番号を導入するなら、全店舗で入れ方(メインと追加の電話番号の使い分け)をそろえ、台帳に計測用の番号ともともとの番号の両方を記録します

チェック項目

  • メインの電話番号が、その店舗に直接つながる
  • 看板・公式サイトの番号と一致している(計測用の番号を使う場合は、もともとの番号が追加の電話番号にある)
  • 本部のコールセンターや別の店舗の番号を入れていない
  • 名前や投稿の本文に電話番号を書いていない
  • 営業時間中に電話に出られる体制がある
  • Google を名乗る電話への対応をスタッフに共有している

よくある質問

Q. 計測用の番号を使うと、順位が下がりませんか? メインに計測用の番号、追加の電話番号にもともとの番号を入れ、公式サイトにもともとの番号を載せていれば、問題になりにくいとされています。番号を頻繁に入れ替えることのほうが、情報の一致を崩す原因になります。

Q. 電話番号を表示しない設定にしてもいいですか? できます。ただし、電話で問い合わせる顧客は多いので、電話を受けない業態でなければ表示しておくほうが機会を逃しません。

Q. 電話番号を変えたら、再確認が必要になりますか? 電話番号の変更だけで必ず再確認になるわけではありませんが、名前や住所と同時に変えると、重要な情報の変更が重なって再確認や停止のきっかけになりやすくなります。電話番号だけを変え、公式サイトも同じ日に直します。

出典

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