GBP の予約ボタンと Google で予約|予約リンクの設定、優先リンクの選び方、提携先、よくある間違い

最終更新 LocalBase 編集部監修: 寺師 岳見
効果の目安マップ低通常検索低AI 検索低見方

結論: 予約を受ける業種は、プロフィールに予約リンクを入れ、優先リンク(ビジネス優先)には、手数料のかからない自店の予約ページを設定します。予約サイトのリンクは消す必要はありませんが、優先にはしません。リンクは店舗専用の予約ページにつなぎ、SNS・LINE のトーク・短縮 URL は使いません。順位への効果はほぼありませんが、営業時間外の取りこぼしを減らせます。

予約ボタンで何が変わるのか

  • 順位にはほぼ影響しない: Whitespark の Darren Shaw は、2025 年の格付けで予約の URL を「順位には影響しないが、成約に役立つ」段階に置いています
  • 成約につながる: プロフィールを見て「行きたい」と思った人が、その場で予約まで進めます。電話がつながらない時間帯や、電話をしたくない人の予約を取りこぼしません
  • 予約の手数料に直結する: どのリンクを優先にするかで、同じ顧客の予約に手数料がかかるかどうかが変わります(後述)

予約の 2 つの仕組み

予約リンク(自分で入れる) Google で予約(提携先の予約システム)
何か 予約ページの URL をプロフィールに入れる Google と提携している予約システムを使い、空き状況をプロフィール上に出す
必要なもの 予約ページ(自社サイトの予約フォーム、予約システムのページ) 対応する予約システムとの契約
表示 予約のボタンから予約ページへ移動 空き状況の確認や予約の操作を、Google の画面から始められる。顧客には予約のリマインダーが届き、カレンダーと連携できる
費用 予約システムの料金だけ 提携先から、Google 経由の予約に料金がかかる場合がある(Google が明記)
実績の確認 Google 側の数値はない(Google は、独自のリンクのパフォーマンス データは提供していないと案内) 「Google で予約」で状況を確認できる

予約リンクの設定

Google は次の手順を案内しています。

  1. ビジネス プロフィールを開く
  2. Google 検索なら[予約]を選ぶ。マップなら[プロフィールを編集]から、リンクを追加する種類(予約)を選ぶ
  3. [リンクを追加](すでにリンクがあるときは[別のリンクを追加])を選ぶ
  4. 予約ページの URL を入れて[保存]

リンクを入れるには、オーナー確認が済んでいる必要があります。

複数の予約リンクと優先リンク

予約リンクは複数入れられます。上限は、Google のヘルプのページによって「種類ごとに最大 10 個」「トランザクションの種類ごとに最大 20 個」と記載が分かれています。いずれにしても、多く並べても顧客が迷うだけなので、実務では 1〜3 個に絞ります。

複数あるときは、上に出す優先リンク(ビジネス優先)を設定できます。

  1. ビジネス プロフィールを開く
  2. [予約]を選ぶ
  3. [優先リンクを設定]を選び、優先にするリンクを選ぶ
  4. [保存]

提携先のリンクが勝手に付いている

予約サイトや予約システムと契約していると、その提携先のリンクが、店舗が入れていなくても自動で表示されることがあります。Google は、こうしたリンクは提携先から提供されるか、Google の自動のデータで作られると説明しています。

  • 外したいときは、[予約]→[プロバイダを削除](マップでは[プロフィールを編集]→[予約]→[プロバイダを削除])
  • 提携先は、削除の依頼を受けてから 5 日以内にリンクを外すことになっています。外されないときは、Google に違反を報告できます

従量課金の予約サイトを優先にしない

グルメサイトや美容の予約サイトには、予約 1 件ごと、または来店人数ごとに手数料がかかるプランが多くあります。Google で予約の提携先でも、Google 経由の予約に料金がかかる場合があると Google は案内しています。

プロフィールを見て店を気に入った顧客は、すでにその店に来るつもりになっています。ここで予約サイトに送ると、自分で集客した顧客の予約に手数料を払うことになります。

優先度 リンク 理由
優先リンクにする 自社サイトの予約フォーム、月額制などで予約ごとの手数料がない予約システム 同じ予約でも手数料がかからない
2 番目以降に置く ポイントが貯まる予約サイト ポイント目当てでそのサイトから予約したい顧客もいる。消さずに残す
外す 契約をやめた予約サイト、予約できない古いページ 予約できないリンクは顧客の不満の元

LocalBase では、以前から従量課金の予約サイトを優先にせず、自店の予約を優先にすることを勧めています。予約サイトの有料掲載をやめる場合も、多くのサイトは無料の掲載に切り替えられるので、すぐに解約するより、無料の掲載に移す方が、店舗の情報がWeb上に残る点で有利です。

リンクのポリシー(よくある間違い)

Google は、予約や注文のリンク(ビジネスリンク)に次の決まりを設けています。

Google の決まり × よくある間違い
店舗専用のページにつなぐ。複数拠点なら、その拠点のページへ チェーンの全店共通の予約トップページ、別の店舗の予約ページ
リンク先で予約が完了できる 「お電話でご予約ください」とだけ書いたページ
ソーシャルメディア、メッセージのリンク、アプリのストア、リンク短縮ツールは使えない Instagram のプロフィール、LINE のトークに誘導するリンク、短縮 URL
Google の自動の確認がアクセスできるページにする CAPTCHA やログインが必須のページ、ボットを遮断している予約システム
正常に表示される(エラーにならない) 予約システムを乗り換えた後の、404 になる古い URL
1 つのドメインにつき 1 つのリンク 同じ予約システムの別のページを複数入れる

Google は、リンクがポリシーに合っているかを最大で 1 日 1 回確認し、合わないリンクは削除することがあるとしています。予約システムの設定でボット対策を強くしていると、知らないうちにリンクが外されていることがあります。

LINE で予約を受けている店舗は、LINE のトークに誘導するのではなく、予約が完了できる Web のページ(予約システムが用意する予約ページ)のリンクを入れます。

効果を測る

独自の予約リンクは、Google の管理画面で予約の数が分かりません。予約ページの URL に計測用のパラメータ(UTM)を付けておくと、アクセス解析で「GBP から来た予約」を分けて数えられます。

例: https://example.jp/reserve/shibuya/?utm_source=google&utm_medium=organic&utm_campaign=gbp

パラメータを付けても、つながる先が同じ店舗専用の予約ページであれば問題ありません。

Google で予約を使う

設定の流れ

Google は次の手順を案内しています。

  1. ビジネス プロフィールを開き、[予約]を選ぶ
  2. 提携先に登録するには[始める]を選び、提携先を選ぶ
  3. [完了]を選ぶ
  4. 提携先の管理画面で、Google との連携を設定する(手順は提携先ごとに違う)

提携先は、1 週間以内にプロフィールに表示されると Google は案内しています。

国内の主な提携先

Google の提携先の一覧(世界共通の一覧)には、2026 年 10 月時点で、国内の次のようなサービスが載っています。

分野 一覧で確認できた国内のサービス
飲食 TableCheck、トレタ、ぐるなび、ヒトサラ、一休、Retty、EPARK
美容・ネイル EPARK Beauty、Nailbook、STORES(予約)、リザービア、かんざし、OZmall
リラク・エステ EPARK リラク&エステ
地域の店舗全般 エキテン

この一覧は世界中の提携先を並べたもので、自店の業種と国で使えるかは別です。提携先は増減もするので、実際に使えるかは、管理画面の[予約]→[始める]で出てくる提携先と、予約システムの提供元に確かめてください。

業種ごとの使い方

業種 優先にするとよいリンク 注意
飲食店 自店の予約台帳システムの予約ページ グルメサイトのネット予約は、人数ごとの手数料がかかるプランが多い。宴会コースの予約はグルメサイト経由が多いので、業態で判断する
美容室・ネイル・エステ 自店で使っている予約システム(月額制のもの) 美容の予約サイトのリンクは自動で付きやすい。優先リンクを確かめる
歯科・クリニック 自院の Web 予約のページ 初診・再診・自由診療で予約の方法が違うなら、予約ページで分ける。予約できない診療は電話での案内を明記
整骨院・整体 自院の予約システム 保険の施術は予約制でない院も多い。属性の「予約が必要」と矛盾させない
士業・不動産 相談の予約フォーム(日時を選べるもの) 問い合わせフォームだけでは「予約が完了できる」に当たらないことがある
学習塾・教室 体験授業の予約ページ 申込みが完了するページへ

宿泊施設の予約は、ホテル向けの別の仕組み(料金や空室の表示)で扱われるため、この予約リンクとは扱いが異なります。

複数店舗の場合

  • 予約リンクは、店舗ごとの予約ページを入れます。全店共通の予約トップページは、ポリシーの「店舗専用のページ」に合いません
  • 予約システムを乗り換えるときは、全店舗の予約リンクと優先リンクを、切り替えの日にそろえて差し替えます。古い URL が 1 店舗でも残ると、その店舗だけ予約できない状態になります
  • 店舗が多い場合は、Business Profile API で予約リンクをまとめて設定する方法もあります
  • LocalBase では、Google による店舗情報の変更を通知で受け取れるので、予約のリンクが変わったときに気づけます

チェック項目

  • 予約を受ける業種で、予約リンクを入れた
  • 優先リンクが、手数料のかからない自店の予約ページになっている
  • 予約リンクが、その店舗専用の予約ページで、予約が完了できる
  • SNS・LINE のトーク・アプリのストア・短縮 URL を使っていない
  • 予約ページが CAPTCHA やログインで止まらない
  • 契約をやめた予約サイトのリンクを削除した
  • 予約リンクに計測用のパラメータを付け、GBP からの予約を数えている
  • 属性の「オンライン予約」「予約が必要」と、実際の予約の方法が合っている

よくある質問

Q. 予約ボタンを付けると順位は上がりますか? 順位が上がるという検証はありません。効果があるのは、予約の取りこぼしを減らす点です。

Q. 予約サイトのリンクを全部消した方がよいですか? 消す必要はありません。ポイントなどの理由で予約サイトから予約したい顧客もいます。優先リンクを自店の予約にして、予約サイトは 2 番目以降に置きます。

Q. 予約リンクを入れたのに表示されません。 オーナー確認が済んでいるか、リンク先が正常に開くか、ボット対策で Google の確認がはじかれていないかを確かめます。同じドメインのリンクがすでにある(提携先が自動で入れている場合を含む)と、新しいリンクが承認されないこともあります。

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出典

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